チリの首都サンティアゴのおすすめ観光スポットを紹介

チリのサンティアゴの記事アイキャッチ

チリの首都のサンティアゴは、旧市街の中心にあるアルマス広場の周辺に歴史的な建物が固まっています。アルマス広場の周辺にはチリらしさを感じさせる土産物屋さんも多くあり、コカのキャンディーなども販売しています。チリは、1818年に独立するまではスペインの植民地だったため、当時の建物が多く残っています。また、サンティアゴを観光する際にはメトロを利用すると便利です。

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アルマス広場で最も存在感のある建物、サンティアゴ大聖堂

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サンティアゴ大聖堂(カテドラル)が建てられたのは1558年で、チリ・カトリックの総本山です。長い年月の中で震災などで何度も壊れましたが、その度に修復されて現在でもカトリック教徒から愛されています。サンティアゴ旧市街の中心のアルマス広場には、素晴らしい建物がいくつもありますが、その中でも最も存在感があります。

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サンティアゴ大聖堂は中に入って見学をすることもできます。内部には、サン・フランシスコ・ザビエルの木造や数多くの聖具や宗教画が展示されていて、内部の装飾も見応えがあります。

映画「サンチャゴに雨が降る」の舞台、モネダ宮殿

サンティアゴのモネダ宮殿

モネダ宮殿は憲法広場と市民広場の間に堂々とそびえ建っています。1784年に着工され、完成したのは1805年でイタリアの一流建築家ホアキン・トエスカによって設計されました。元々は、造幣局として建てられ、現在は大統領府として使用されています。モネダ宮殿は、1970年に南米で初めて民主的な選挙によって政権が発足したことに対して軍部がクーデターを起こした現場にもなりました。クーデターで、モネダ宮殿は空爆で炎上しましたが、その後に修復されました。クーデターは、「サンチャゴに雨が降る」という映画になっています。

要塞が設けられたサンタ・ルシアの丘

サンティアゴサンタ・ルシアの丘

サンタ・ルシアの丘は、先住民の間ではウエレン(苦しみ)と呼ばれていましたが、スペイン人征服者ペドロ・デ・バルディビアが先住民の抵抗に備えるためにここに要塞を設け、1540年に丘の麓でサンティアゴ市の創設と現在の名前の命名を宣言しました。現在は、丘の上からの眺めが良く、季節毎の木々があり緑が豊かな史跡公園となり都会のオアシスのようになっています。ただし、夜間は公園内での犯罪が増えているので注意をしてください。

サンティアゴのサンタ・ルシアの丘の上からの眺め

サンタ・ルシアの丘を登っていくと、大砲が置いてあります。かつて要塞として使われていた様子が伺えます。毎日、正午には時間を告げる大砲がなります。

高台にマリア像がそびえ立つサン・クリストバルの丘

サン・クリストバルの丘のマリア像

サン・クリストバルの丘は標高880mの高さでその頂上には遠くからも目立つ大きなマリア像がそびえ立っています。マリア像の下の中に入ることができ、展望広場になっています。標高が高いため、登るのに疲れると思うかもしれませんが、ケーブル鉄道やロープウエイを使って上に登れるので安心です。サン・クリストバルの丘の丘陵地帯はメトロポリタノ自然公園として整備され、動物園や日本庭園もあります。

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