シドニーに行ったら見逃せないお勧めスポット
オーストラリア最大の人口を誇り、金融都市でもあるシドニーは、南半球を代表する都市の一つで移住先としても人気の都市です。魅力あふれるシドニーを訪れた際に是非とも行って欲しいお勧め観光スポットをご紹介します。
完成からたったの34年で世界遺産に認定されたオペラハウス
オペラハウスはシドニーを代表する建築物で世界遺産にも認定されていますが、1973年の完成からたったの34年後の2007年に「人類の創造的資質を示す傑作」という、ただ一つの基準に適合しただけで世界遺産リストに登録されました。オペラハウスの基本設計者は、1956年に行われた建築設計コンペティションで233の応募作から選ばれたデンマーク出身のヨーン・ウツソンです。1959年に建設が開始されましたが、特に屋根部分の建設には困難を極めた他、建設中の政権交代による予算の承認が得られないことによる設計者ウツソンのプロジェクトからの撤退や、当初予算を大幅に上回る建設費などの様々な危機を乗り越えて1973年に完成しました。
オペラハウスの内部は、ドラマシアターや世界最大規模のパイプオルガンがあるコンサートホールなど5つの会場に分かれています。通常時は2カ月前からチケットの予約ができるため、芸術を体験したい方は是非チケットの予約をしみてください。また、芸術体験の他にも建築のポイント等を解説する館内のツアーも実施しています。オペラハウスは昼間だけではなく、夜間のライトアップも素晴らしい景色なので夕食時に訪れるのもおすすめです。
シドニーの交通を支える美しいアーチ、ハーバーブリッジ
1932年に9年の歳月をかけて完成した、オペラハウスと並ぶシドニーの名所でもあり交通の要がハーバーブリッジです。全長1,149mの橋で石造の支柱と美しく描かれたアーチが特長的です。「ブリッジ・クライム・シドニー」というハーバーブリッジの外側を歩いて頂上まで登るスリル溢れる人気のアトラクションもあります。高層ビルやオペラハウスの眺めは絶景です。また、ハーバーブリッジの真下を通るシドニー湾クルーズでは、オペラハウスなどの観光名所を巡ることもできます。
緑豊かな自然の中にそびえ立つセント・メアリー大聖堂
ハイドパークの近くにあるセント・メアリー大聖堂は、南半球で最大のゴシック建築といわれ、塔の高さは74メートル奥行きは最大107メートルあります。内部には、主祭壇の奥に19世紀後半にイギリスのバーミンガムで作られた美しく巨大なステンドグラスがあります。また、パイプオルガンを使ったコンサートも開催されています。セント・メアリー大聖堂の創建は19世紀中頃ですが、1865年の火災によって消失し、現在あるのは1928年に再建された建物です。
アボリジニの物語が残されているスリーシスターズ(ブルー マウンテンズ国立公園内)
シドニーから車で約2時間程の距離にあり、世界遺産にもなっているブルー マウンテンズ国立公園の中には、三人姉妹のアボリジニの伝説が残る奇岩スリーシスターズがあります。スリーシスターズは、エコー・ポイント展望台がビューポイントになっています。ブルー・マウンテンズには140kmを超える難関コースや初心者向けのコースもあり誰もがブッシュウォーキングを楽しめるコースがあります。