タイの世界遺産アユタヤ遺跡おすすめスポット4選!
バンコクから車で約2時間の場所に位置するアユタヤ遺跡。交易都市として繁栄した華やかな歴史の面影を見ることができるスポットです。今でも数多くの遺跡が残されていて、世界遺産にも登録されています。バンコクから日帰りで行けるアクセスの良さや、身近に歴史を感じられることから世界中から観光客が訪れる人気スポットとなっています。今回はその中でも人気の遺跡4つを紹介していきます!
寝そべる仏像「ワット・ロカヤスタ」
まず一つ目のおすすめは「ワット・ロカヤスタ」です。アユタヤ屈指のパワースポットでもあります。アユタヤの西方のクン・ベーン・ハウスの北側の草原に堂々と寝そべる高さ5m、長さ28mの巨大な仏像です。横たわっている場所は瓦礫となった寺の跡地です。アユタヤ中期の仏像とされていますが、1767年に大部分が破損し、現在の仏像は1956年に復元されたもので、80歳で入滅した仏陀を表しています。ほほ笑み、優しげで穏やかな表情は訪れた人々を魅了します。また、大きな仏像の前に同じように寝そべる小さな仏像がありますが、身体の悪いところに金箔を貼り祈ることで、その部分が治ると言われています。
取り囲む黄色い仏坐像「ワット・ヤイチャイモンコン」
二つ目のおすすめは「ワット・ヤイチャイモンコン」です。ワット・ヤイチャイモンコンはアユタヤ王朝時代1357年に作られました。アユタヤ王がビルマの王子を一騎打ちで破り、戦いに勝利した記念の塔といわれています。塔はチャオプラヤー・タイ寺院ともよばれています。数あるアユタヤの遺跡でも珍しく、高さ72mの仏塔の中段まで登ることができます。また、仏塔の周りには百近い数の仏像が鎮座していたり、白く巨大な涅槃仏もとても圧巻です。アユタヤを一望できる絶景スポットでもあり、パワースポットでも有名です。
木の根に仏頭⁉「ワット・マハータート」
三つ目のおすすめは「ワット・マハータート」です。タイといえばだれもが一度は見たことのあるアユタヤのシンボル、木の根に囲まれた仏頭です。1374年に三代目の王によって建立されました。1767年にビルマ軍に破壊されるまで建設や修復を続けたとされています。ビルマ軍の侵略によって、黄金に輝いていた寺院も廃墟と化し、今は木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や、頭部のない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。写真スポットでも有名ですが、撮影する際には自分の頭が仏頭よりも高くならないようにしましょう。
3人の王が眠る「ワット・プラシーサンペット」
四つ目のおすすめは「ワット・プラシーサンペット」です。1491年に完成したアユタヤ王室の守護寺院です。寺院のシンボルは、東西に並ぶ3基の仏塔で、3人の王の遺骨が納められています。後に仏塔の東に本堂が建てられ、その中に寺院の名前の由来となった、高さ16m、重さ171㎏の純金に覆われた仏像かあったそうですが、1767年にビルマ軍の侵攻によって破壊されてしまいました。首のない仏像など、当時の戦闘の激しさを感じさせられる遺跡ですが、セイロン様式の美しい仏塔は観光客を魅了します。
アユタヤ遺跡のまとめ
アユタヤ遺跡おすすめスポットはいかがでしたか?アユタヤにはまだまだたくさんの遺跡があります。世界遺産の美しさに触れながら、歴史を感じてみてくださいね。バンコクからのアクセスも良く、日帰りで行けるのでぜひ訪れてみてください。