ホーチミン歴史的建造物5選
過去にはフランス統治時代があったベトナム。その拠点の一部とされていたホーチミンにはたくさんの歴史的建造物があります。歴史があるだけでなく、見た目も美しい建物ばかりです。昔と違った用途で使われている建物もおおく、長い歴史をもつ建物ばかりです。ホーチミンの歴史を知りながら、美しい建物を観光に訪れてみてくださいね。
ベトナム戦争終結のシンボル「統一会堂」
一つ目に紹介するのが「統一会堂」です。統一会堂は、南ベトナム政権時代に独立宮殿とよばれた旧大統領官邸です。1975年4月に、南ベトナム解放軍の戦車がフェンスを乗り越え、統一会堂に突入したことにより、ベトナム戦争は終結を迎えました。その舞台となったのが統一会堂です。現在は、一般公開もされていて内部を観光することもできますよ。芝生の公園の中に静かに佇む統一会堂はベトナムの独立の歴史を知るうえで、必ず観光に訪れてほしいスポットのひとつです。
ベトナム建国の父「ホーチミン像」
二つ目に紹介するのが「ホーチミン像」です。ホーチミン像は、人民委員会庁舎前の長方形の広場に建つ大きな像です。台座を含めると7.2m、台座を除く本体は4.5mの大きさがあり、観光客を圧倒させます。ホーチミンはベトナム建国地の父とされていて偉大な人物です。ベトナムの誇りとして大切にされている像です。ぜひベトナムに訪れた際には、ホーチミン像とともに写真をとってみてはいかがでしょうか。
サイゴン川に建つ「チャンフンダオ像」
三つ目に紹介するのが「チャンフンダオ像」です。チャンフンダオ像はサイゴン川に面して建つ英雄の像です。サイゴン川のランドマーク的存在で、地元の方からも大切にされています。近代的な建物と自然の緑が調和した場所に建っていて、まるで現代のベトナムを象徴しているようです。チャンフンダオは中国(元)の襲来を2回にわたり防いだ武将です。大きく、迫力のある像は見上げれば今にも剣を抜きそうな様子でかっこいいですよ。
メインストリートに建つ「人民委員会庁舎」
四つ目に紹介するのが「人民委員会庁舎」です。人民委員会庁舎は1902年から1908年にかけて、当時のサイゴン市庁舎としてフレンチコロニアル様式で建設されました。1975年以降はホーチミン人民委員会庁舎と称されています。美しい外観は観光客に人気で、観光地としても人気があります。とくに夜はライトアップするのでまた違う雰囲気を味わうことができ、おすすめですよ。
ショーも開催される「ホーチミン市民劇場」
五つ目に紹介するのが「ホーチミン市民劇場」です。ホーチミン市民劇場は、サイゴン・オペラハウスとも呼ばれています。フランス植民地様式の建造物のひとつで、フランス人の建築家ウジェーヌ・フィレにより1897年に建築されました。500席ほどの小さな劇場ですが、外観も内観も細部まで手がかけられていてとても優雅な建物です。オーケストラやミュージカルといった公演のほか、ウエディングフォト撮影など人気のスポットとなっています。ぜひ一度訪れてみてくださいね。
ホーチミン歴史的建造物5選まとめ
ホーチミン歴史的建造物5選はいかがでしたか?長い歴史もある建物は今もなお、美しい形で大切にされています。内部はもちろんのことですが、外観だけでも美しく、感動しますよ。ベトナムに行った際にはぜひ歴史的建造物も訪れてみてくださいね。