カナダ最古の世界遺産バンフ〜湖編〜
カナダ、アルバータ州に位置するバンフは、世界的に有名なバンフ国立公園内にある美しい町です。トロントからは飛行機で約4時間、カルガリー空港から車で1時間ほどの距離にあります。バンフは、雄大な山々、透き通った湖、豊かな野生動物が魅力の観光地として、多くの人々に愛されています。特に夏と秋にはハイキングやキャンプ、冬にはスキーやスノーボードが楽しめるアクティビティの宝庫です。バンフの周辺には絶景の湖が点在しており、自然の美しさを存分に堪能できます。今回はバンフの有名な湖について紹介します。
ルイーズ湖:エメラルドグリーンの輝き
ルイーズ湖は、バンフ国立公園内でも最も有名な湖の一つで、そのエメラルドグリーンの水面が特徴的です。湖は、標高1,646メートルに位置し、背景に広がる雪をかぶった山々とともに、圧倒的な美しさを誇ります。湖の周囲には徒歩で回れるトレイルがあり、特に「ルイーズ湖湖畔の散歩道」は手軽に絶景を楽しむことができます。また、湖の近くにはルイーズ湖キャッスルという豪華なホテルもあり、観光客にとっても魅力的なスポットです。湖の目の前にあるフェアモントホテルも有名です。バンフのダウンタウンからバスも出ているのでツアーに参加しなくても行くことの出来る湖です。
ミネワンカ湖:静かな美しい湖
ミネワンカ湖は、バンフから車で約15分ほどの距離にあり、周囲の山々と広大な草原が映える静かな湖です。湖は、氷河によって削られた谷に形成されたもので、その美しい景色は四季折々に異なります。湖にはボートツアーもあり、湖上からの景色も楽しむことができます。特に夏にはカヌーやカヤックが人気で、静かな水面でのんびりとしたひとときを過ごせます。湖畔にはキャンプ場もあり、アウトドア活動を楽しむ人々にとって理想的な場所です。個人的に1番のオススメスポットです。とても大きな湖で、湖の周りを歩く道がありますが1番奥まで行ける人はいるのかと思うほど長いです。ここには赤い椅子があるのでぜひそこで湖をバックに写真を撮ると素敵な思い出になります。
ボウ湖:静寂に包まれた湖
ボウ湖は、バンフの西、アイスフィールド・パークウェイ沿いに位置する美しい湖で、特にその透き通った青い水が印象的です。ボウ湖は、標高1,540メートルにあり、周囲の険しい山々とのコントラストが絶妙です。湖の周囲にはハイキングトレイルがいくつかあり、特に「ボウ湖トレイル」は湖の近くを歩きながら絶景を楽しむことができます。また、湖畔にはボウ湖ビューの展望台もあり、絶好の写真スポットとしても知られています。旅行時期が11月で雪が降っていたため写真は綺麗に見えませんが、ベストシーズンの夏期に行くととても綺麗な湖を見ることが出来ます。
ペイト湖:美しい湖畔の景観
ペイト湖は、バンフ国立公園内でも手軽にアクセスできる美しい湖で、特にその独特の青緑色の水が魅力です。湖は標高1,554メートルにあり、周囲には高い山々や広がる森林が点在しています。湖の近くにはペイト湖展望台があり、そこから見る景色はまさに絵画のような美しさです。湖畔には短いハイキングトレイルもあり、静かな自然を満喫できます。展望台まで急な斜面などもあり、少し歩くため歩きやすい靴をオススメします。冬季に行く場合は、スノーブーツでも滑るのでアイスグリッパーを持っていくべきです。ツアーの際は貸出があるか確認が必要です。また、湖周辺にはキャンプ場もあり、アウトドア愛好者にも人気のスポットです。こちらも冬季に旅行をしたため写真は綺麗ではないですが、ボウ湖同様とても美しい湖です。