ベルギー王国

グラン＝プラスは、ベルギーの首都ブリュッセルにある広場で、文豪ヴィク トル・ユゴーが「世界で最も豪華な広場」と称えるなど「世界一美しい広場」として挙げられることも多いです。グラン＝プラスは、市庁舎や王の家（市立博物館）、ギルドハウスなどの豪華な歴史的建造物に囲まれていて圧倒的な景色です。昼間に訪れても美しいですが、夜はさらに美しさが増します。偶数年の2年に一度の夏、広場が花の絨毯に彩られる夏の祭典フラワーカーペットが開催されます。世界遺産にも認定されています。

アントワープ中央駅は、世界の中で有数の美しい駅として何度も取り上げられています。ブリュッセル駅からアントワープ駅に初めて電車が到着したのは1803年で、その頃は木造の駅でした。ルージュ出身の建築家のルイ・デル・センセリーの手により1895年から10年かけて改築され、1905年に現在と同じ姿へとなりました。ドーム型の屋根が目を引く他、内装も豪華で、「鉄道の大聖堂」とも呼ばれています。アントワープ中央駅は、フランダースの犬にも登場する聖母大聖堂の最寄りの駅ですが、訪問の前に駅を散策するのをおすすめします。