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セー大聖堂(サンパウロ大聖堂)

セー大聖堂(サンパウロ大聖堂)は、ブラジル最大の都市サンパウロの中心地「セー広場」に建つネオゴシック様式の大聖堂。また、ネオゴシック様式でありながら柱頭にはコーヒーの枝やパイナップル、アルマジロなどのブラジル固有の動植物が彫刻されているのが特徴的です。1913年に着工し、サンパウロ建都400周年を記念した1954年に落成しました。長さ111メートル、幅46メートル、収容人数は約8,000人と南米最大級の規模を誇ります。外観は高さ約92メートルの双塔が特徴で、中央にはルネサンス様式を取り入れた大ドームがあります。内部にはブラジル各地から集められた大理石や木材が使われ、地下には歴代大司教や著名人の墓所も設けられています。
コルコバードの丘

コルコバードの丘は、ブラジルの観光映像や写真で頻繁に登場する、巨大なキリスト像がそびえる丘です。「リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観」として、2012年に世界文化遺産に登録されました。頂上に立つ「キリスト像(Cristo Redentor)」は、台座の高さが8m、像自体の高さが30m、両腕の長さが30mに及び、総重量は約635トンもあります。この像は、ブラジル独立100周年を記念して1931年に完成しました。丘の頂上へは登山道も整備されていますが、観光客には治安面を考慮してケーブルカーの利用が推奨されています。
ブラジル連邦共和国の旅の基本情報
国の特長 | ブラジルの国土の面積は世界で5番目の大きさで、16世紀前半から支配をしていたポルトガルから独立を果たしたのは1822年の9月です。ブラジルの国名は、ポルトガルで塗料として使われていたパウ・ブラジル(赤い木)の輸出が盛んだったことが由来しています。ブラジルには日本からの移民も多く、1908年に笠戸丸で781人の日本人が渡ったのに始まり、以降の100年で約26万人が渡っていきました。そのためブラジルは、現在でも日本以外で最も多くの日本人が住んでいる国です。 |
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首都 | ブラジリア |
人口 | 211,999(単位千人:2024年国連統計より) |
通貨 | レアル(real) |
総面積 | 8,512,000km2 (日本の約22.5倍) |
言語 | ポルトガル語 |
主な観光地域 | ブラジリア、リオデジャネイロ、サンパウロ、マナウス、ディアマンティーナ、サントス |
VISA | 日本国籍者が観光目的でブラジルへ入国する場合、90日以内の滞在であればビザは不要です。現地で延長手続きを行えば、年間最大180日までの滞在が可能です。[2025年9月改編] |
時差 | ブラジルは東部、西部、最西北部の3つの時間帯があります。サンパウロやリオデジャネイロやブラジリアは日本より12時間(サマータイム時は11時間)遅いです。 |
世界遺産や名所 | イグアス国立公園(世界自然遺産)、パンタナル自然保護地域(世界自然遺産)、リオデジャネイロの山と海との間のカリオカの景観群(世界文化遺産)、ディアマンティーナ歴史地区(世界文化遺産)、サン・ルイス歴史地区(世界文化遺産)等 |