クロアチア共和国

魅力的な自然と歴史にあふれるアドリア海の宝石

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旅のお勧めSPOT

古都トロギール

クロアチアの世界遺産古都トロギール

トロギールは、紀元前3世紀頃にギリシャ人の植民都市としてつくられた、クロアチア南西部アドリア海沿いの島に位置する港町です。1997年には「古都トロギール」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。島全体が城壁で囲まれていたため、中世の町並みがよく保存されており、現在もヨーロッパ中世の雰囲気を感じることができます。旧市街には9~10世紀に建てられた聖バルバラ教会や時計塔、市庁舎などの歴史的建築物が残り、さらに13世紀に着工され17世紀に完成した聖ロブロ大聖堂は、この街を代表する名所となっています。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂

シベニクの聖ヤコブ大聖堂

シベニクの聖ヤコブ大聖堂は、15〜16世紀にかけて120年以上の歳月をかけて建てられました。当初はゴシック様式で工事が進められましたが、後にルネサンス様式が取り入れられたため、両様式が融合した独創的な建築となっています。外壁には多くの人々の顔を刻んだ彫刻が並び、当時の芸術性を今に伝えています。20世紀末に損傷を受けましたが、その後修復が行われ、現在は往時の姿を取り戻しています。石造建築の教会としては世界最大規模とされ、2000年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。シベニク旧市街を象徴する建物として、多くの旅行者が訪れる人気の名所です。

クロアチア共和国の旅の基本情報

国の特長クロアチアは、多くの帝国や王国に支配されていた歴史があるため、多様な民族と宗教が交わり、現在の社会や文化に大きな影響を与えています。1991年にユーゴスラビアから独立し、EUとNATOに加盟しています。クロアチアは小麦、とうもろこし、オリーブの栽培、造船業、ワインづくりが盛んであり、アドリア海で養殖されたマグロも特産です。
首都ザグレブ
人口3,875(単位千人:2024年国連統計より)
通貨ユーロ ※2023年より
総面積56,594km2 (日本の約15%)
言語クロアチア語
主な観光地域ザグレブ、ドブロブ二ク、スプリト、トロギル、ブラチ島、ビシェヴォ島
VISAクロアチアはシェンゲン協定加盟国です。観光目的の場合、日本国籍者はビザなしで「あらゆる180日間の期間内で最大90日以内」の短期滞在が認められています。また、シェンゲン協定加盟国を出国する時点で、パスポートの残存有効期間が3か月以上あることが必要です。EES(出入域システム)というシェンゲン圏に短期滞在する非EU国籍者の出入国情報を電子的に記録する自動化システムが2025年10月12日より段階的に導入されます。[2025年9月改編]
時差日本との時差はクロアチアが日本よりも8時間(サマータイム時は7時間)遅いです。
世界遺産や名所ドゥブロヴニク旧市街(世界文化遺産)、プリトヴィッチェ湖群国立公園(世界自然遺産)、古都トロギール(世界文化遺産)、シベニクの聖ヤコブ大聖堂(世界文化遺産)、スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿(世界文化遺産)等