エジプト・アラブ共和国

文化遺産の宝庫でアフリカを代表する国の一つ

エジプト・アラブ共和国

旅のお勧めSPOT

アブ・シンベル神殿

エジプトのアブ・シンベル大神殿

アブ・シンベル神殿は、世界遺産がはじまったきっかけの歴史的な遺産の一つです。1960年にエジプト政府はナイル川の氾濫を防ぐためにアスワン・ハイ・ダムの建設が持ち上がりましたが、これによりアブ・シンベル神殿などのヌビアの遺跡群が水没する事態になり、それを防いで歴史を伝える遺跡を護るため立ち上がったのがユネスコで、アブ・シンベル神殿を800程のパーツに切り分けて65メートル上に移動することになりました。アブシンベル神殿はアブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群の登録名で1979年に世界遺産に登録されました。

ムハンマド・アリー・モスク

エジプトのカイロにあるムハンマド・アリー・モスク

ムハンマド・アリー・モスクは、エジプト最後の王朝を興したムハンマド・アリーの命により1830年から27年の歳月をかけてイスタンブルから建築家を招き、アヤソフィアを真似て建設されました。ムハンマド・アリー・モスクは、エジプトで最も高い2基のミナレット(尖塔)を備えていてカイロ歴史地区として世界遺産に登録をされているカイロの代表的な観光名所です。

エジプト・アラブ共和国の旅の基本情報

国の特長エジプトは、アフリカと中東の接点に位置する国で、古代エジプト文明の発祥地です。ナイル川の氾濫によって肥沃な土地が形成され、農業や灌漑が発達しました。ピラミッドやヒエログリフなど、世界的に有名な文化遺産が多く残されています。エジプトはイスラム教の国で、アラブ世界の中心的な役割を果たしてきました。スエズ運河を通じて地中海と紅海を結び、重要な交通の要衝です。エジプトは政治的にも経済的にも地域の大国であり、中東和平などの国際問題に積極的に関与しています。
首都カイロ
人口90,200,000人
通貨エジプト・ポンド(EGP)補助単位としてピアストル(PT)
総面積1,000,000km2 (日本の約2.6倍)
言語アラビア語 都市部では英語も通じやすいです
主な観光地域カイロ、アスワン、ダハブ、アレクサンドリア、ルクソール、ハルガダ
VISAエジプトに入国の際は観光目的であってもビザが必要です。観光ビザの滞在日数は30日です。パスポートは1頁以上の余白と6カ月以上の残存日数が必要です。
時差日本との時差はエジプトが日本よりも7時間遅いです。
世界遺産や名所メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯(世界文化遺産)、古代都市テーベとその墓地遺跡(世界文化遺産)、アブ・メナ(世界文化遺産)、ワディ・エル-ヒータン(世界自然遺産)、カイロ歴史地区(世界文化遺産)、アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(世界文化遺産)等