フィンランド共和国

国土の3分の1が北極圏に位置するオーロラの名所、70%が森林で1,880,000の湖がある。

フィンランド共和国

旅のお勧めSPOT

スオメンリンナの要塞群

フィンランドにあるスオメンリンナの要塞群

スオメンリンナの要塞群は、フィンランドがまだスウェーデンの一部だった18世紀半ば、ロシアからの防衛を目的に築かれました。しかし1809年にはロシア軍に占領され、その後100年以上にわたりロシアの要塞として使われます。1917年、ロシア革命を機にフィンランドが独立すると、要塞は「スオメンリンナ(フィンランドの城)」と改名され、1991年に世界文化遺産に登録されました。ヘルシンキの港からフェリーで15分ほどで訪れることができるのでアクセスが良く、島内には博物館や当時の大砲が残り、石造りのトンネルや城壁の上を歩くと、かつての軍事拠点としての緊張感と同時に、眼下に広がるバルト海の穏やかな風景を楽しめます。今は、地元の方達のピクニックや日光浴のスポットにもなっていました。

ウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂)

ウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂)

ウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂)は、フィンランドの首都ヘルシンキのカタヤノッカ半島の丘の上に建つ1868年に完成したロシア正教の教会です。赤レンガの建物に金色の屋根が輝き、港からもすぐに見つけられるほどの存在感がありました。大聖堂前の広場からは市街や海を見渡せて、思わずカメラを向けたくなる景色です。内部は薄暗く、壁一面に聖人の絵や細かな装飾が施されていました。観光客で賑わっていても、静かに祈る人々がいて、特別な空気を感じました。ヘルシンキを訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。

フィンランド共和国の旅の基本情報

国の特長フィンランドは、森林と湖による豊かな自然環境のため、綺麗な水と美味しい空気のある世界随一の国です。1年間で200夜もオーロラを見ることができることで、オーロラ観光としても有名な国です。また、国内に300万以上のサウナのあるサウナ大国でもあります。さらに、世界的に愛されるキャラクター「ムーミン」の生まれた国でもあり、ムーミンのテーマパークや関連施設は観光客に人気です。
首都ヘルシンキ
人口5,617(単位千人:2024年国連統計より)
通貨ユーロ
総面積338,000km2 (日本の約89%)
言語フィンランド語の他、スウェーデン語
主な観光地域ヘルシンキ、トゥルク、サーリセルカ、レヴィ、ラウマ
VISAフィンランドはシェンゲン協定加盟国です。観光目的の場合、日本国籍者はビザなしで「あらゆる180日間の期間内で最大90日以内」の短期滞在が認められています。また、シェンゲン協定加盟国を出国する時点で、パスポートの残存有効期間が3か月以上あることが必要です。EES(出入域システム)というシェンゲン圏に短期滞在する非EU国籍者の出入国情報を電子的に記録する自動化システムが2025年10月12日より段階的に導入されます。[2025年9月改編]
時差日本との時差はフィンランドが日本よりも7時間(サマータイム時は6時間)遅いです。
世界遺産や名所スオメンリンナの要塞(世界文化遺産)、ペタヤヴェシの古い教会(世界文化遺産)、ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島(世界自然遺産)、ラウマ旧市街(世界文化遺産)、ヴェルラ砕木・板紙工場(世界文化遺産)等。