旅のお勧めSPOT
ケルン大聖堂

ケルン大聖堂はドイツを代表する世界遺産の一つで、数々の教会を見ても規模や美しさなどから、他になかなか類を見ない教会です。ケルンに初代の聖堂が建設されたのは4世紀で、600年以上の建設期間を経過して建てられました。1248年の火災で多くは焼失してしまいましたが、資金難や規模の大きさから再建がされたのは1880年です。内部のステンドグラスや外壁の彫刻など見所が多いです。
ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城は、ドイツの有名な観光街道「ロマンティック街道」の終着点・フュッセンに位置しています。この城は、カリフォルニア州ディズニーランドにある「眠れる森の美女の城」のモデルのひとつとも言われ、その幻想的な外観から世界中の旅行者に人気です。建設は1869年に開始されましたが、当時のバイエルン王ルートヴィヒ2世が抱いていた壮大な建築構想のひとつであり、他にも複数の城を建てていたことから、次第に王室財政を圧迫することになります。その後、建設は一時中断されましたが、王の没後1890年に再開され、現在の姿に近づきました。
ドイツ連邦共和国の旅の基本情報
国の特長 | ドイツはヨーロッパ中部に位置し、2024年のGDP(国内総生産)はドル基準で世界第3位を記録し、ヨーロッパ経済を牽引する国のひとつです。中世には自由都市や小さな領邦国家が集まっていた歴史的背景を持ち、そのため地域ごとに独自の文化や伝統が育まれてきました。ベルリンは現代的な都市文化と歴史的建造物が融合する首都であり、ミュンヘンはバイエルン文化やビール祭りで有名です。また、ケルン大聖堂やノイシュヴァンシュタイン城といった象徴的な観光名所、ライン川流域の古城群など、多彩な歴史遺産が各地に点在しています。自動車産業や工業製品でも世界的に知られる一方、音楽や哲学、美術などの分野で世界文化に大きな影響を与えてきました。豊かな歴史と先進的な経済、そして多彩な文化が共存するドイツは、訪れる人々に多面的な魅力を提供してくれる国です。 |
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首都 | ベルリン |
人口 | 84,552(単位千人:2024年国連統計より) |
通貨 | ユーロ |
総面積 | 357,000km2 (日本の約94%) |
言語 | ドイツ語 |
主な観光地域 | ベルリン、ケルン、フランクフルト・アム・マイン、マインツ、ミュンヘン、ヴュルツブルク |
VISA | ドイツはシェンゲン協定加盟国です。観光目的の場合、日本国籍者はビザなしで「あらゆる180日間の期間内で最大90日以内」の短期滞在が認められています。また、シェンゲン協定加盟国を出国する時点で、パスポートの残存有効期間が3か月以上あることが必要です。EES(出入域システム)というシェンゲン圏に短期滞在する非EU国籍者の出入国情報を電子的に記録する自動化システムが2025年10月12日より段階的に導入されます。[2025年9月改編] |
時差 | 日本との時差はドイツが日本よりも8時間(サマータイム時は7時間)遅いです。 |
世界遺産や名所 | ケルン大聖堂(世界文化遺産)、バンベルク市街(世界文化遺産)、ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群(世界文化遺産)、カルパティア山脈などの欧州各地のブナ原生林群(世界自然遺産)、シュパイヤー大聖堂(世界文化遺産) 等。 |