メキシコ合衆国

陽気で明るい国民性と惹かれる観光地にあふれた国

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旅のお勧めSPOT

テオティワカン

メキシコの世界遺産古代都市テオティワカン

テオティワカンは、首都のメキシコシティから北東にバスで1時間程の場所にある紀元前2世紀~6世紀頃に栄えた古代メソアメリカ最大の宗教都市国家で巨大なピラミッドが印象的です。最盛期には15~20万人の人口だったともされますが、なぜ滅んだのかは未だに分かっていません。テオティワカン(神々の集う場所)という名前は、13世紀に発見したアステカ人によって名づけられました。テオティワカンは1987年に世界文化遺産に登録されています。

ケレタロの歴史史跡地区

メキシコのケレタロの歴史史跡地区

ケレタロは、メキシコシティから北西に車やバスで約3時間、約220キロの場所にあり、旧市街はケレタロの歴史史跡地区として1996年に世界文化遺産に登録されました。ケレタロの町が建てられたのは1531年で、スペイン統治時代の17世紀から18世紀にかけては商業や工業で発展しました。歴史史跡地区には、街のシンボル的な水道橋の他、サンタクルス修道院などの魅力的な建造物があります。

メキシコ合衆国の旅の基本情報

国の特長メキシコには、紀元前2万年頃の人類居住の痕跡があるとされ、紀元前1300年頃にはアメリカ大陸最古級の文明の一つであるオルメカ文明が誕生しました。その後、紀元前2世紀から6世紀頃にかけては、巨大なピラミッドで知られるテオティワカンが繁栄し、現在でもその遺跡は世界遺産として多くの人々を魅了しています。16世紀初頭にコロンブスの到達を契機にスペインによる支配が始まりましたが、1821年に独立を果たしました。観光面では、カンクンやロスカボスといったカリブ海や太平洋に面したリゾート地、美しいコロニアル都市、マヤ文明の遺跡群など、自然と歴史の両方を楽しめる多彩な魅力にあふれています。
首都メキシコ・シティ
人口130,861(単位千人:2024年国連統計より)
通貨メキシコ・ペソ(MXN)
総面積1,960,000km2 (日本の約5.2倍)
言語スペイン語
主な観光地域メキシコシティ、グアナフアト、カンクン、ティフアナ
VISAメキシコに観光目的で滞在する場合、最大180日までビザなしで入国できます。ただし、米国での乗り継ぎを含む旅程の場合は、アメリカ入国・通過に関する要件(ESTAなど)をあらかじめ確認する必要があります。[2025年9月改編]
時差メキシコには4つのタイムゾーンがありますが、メキシコシティ等ほとんどの地域は中部時間です。日本より15時間(サマータイム時は14時間)遅いです。
世界遺産や名所チチェン・イッツァ(世界文化遺産)、古代都市ウシュマル(世界文化遺産)、サカテカス歴史地区(世界文化遺産)、古代都市テオティワカン(世界文化遺産)、メキシコシティ歴史地区とソチミルコ(世界文化遺産)、シアン・カアン(世界自然遺産)