ペルー共和国

多彩な文化とインカの魅力を持つ神秘の国

ペルー共和国

旅のお勧めSPOT

マチュピチュ

ペルーの世界遺産マチュピチュ

マチュピチュは1983年に複合遺産としてマチュ・ピチュの歴史保護区の名称で世界遺産に認定されました。総面積は約5km2あり、半分程が山の斜面を利用した段々畑になっています。標高が2280mの場所にあり、支配をしていたスペイン軍には発見されず、1911年にアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムによって発見されました。マチュピチュ村へ行く際には、ペルーレイルかインカレイルの観光鉄道を利用するのが一般的です。

ナスカの地上絵

ペルーのナスカの地上絵

ナスカの地上絵は約2000年程前に描かれたとされるサルや蜘蛛やハチドリやコンドルなどの地上絵ですが、なぜ描かれたのかはまだ正確には分かっていません。1926年にアメリカの文化人類学者のアルフレッド・クローバーとペルーの考古学者メヒア・ヘスペによって直線状もものが発見されて以降、いくつもの新たな地上絵が発見されていて山形大学の坂井正人教授達のグループも2011年から数年に渡って新たな地上絵を発見した他、2023年にも考古学者のベンデス氏と国立サンルイスゴンサガ大の学生のグループによって猫や人などの地上絵が新たに発見されています。ナスカの地上絵のエリアのすぐ北には、川を挟んでパルパの地上絵も発見されています。1994年にナスカの地上絵として世界遺産に登録され、その後2016年にナスカとパルパの地上絵と名称変更されました。

ペルー共和国の旅の基本情報

国の特長ペルーは豊かな自然と多様な文化がある魅力の沢山ある国です。ペルーには、アンデス山脈やアマゾン川、ナスカの地上絵やマチュピチュなど、世界遺産に登録された自然や文化遺産が数多くあります。ペルーの歴史は古く、紀元前にはチャビン文化やナスカ文化などの先コロンブス期の文明が栄え、15世紀にはインカ帝国がアンデス一帯を統一して高度な社会や建築を築きました。しかし、16世紀にスペイン人によって征服され、スペインの植民地となりました。19世紀には南米の解放者サン・マルティンやボリバルの活躍により、スペインからの独立を達成しました。しかし、その後も内戦や周辺国との戦争、政治的・経済的・社会的な不安定さに苦しみました。20世紀には日系移民が多く渡り、フジモリ大統領などの政治家や文化人を輩出しました。現在のペルーは、民主主義と市場経済を採用し、経済成長や貧困削減に努めています。ペルーは、古代から現代まで、様々な文明や文化が交流し、影響し合った国です。
首都リマ
人口31,481,000人
通貨ソル(Sol)
総面積1,290,000km2 (日本の約3.4倍)
言語スペイン語・ケチュア語・アイマラ語
主な観光地域リマ、クスコ、オリャンタイタンボ、オリャンタイタンボ、ナスカ、マチュピチュ、イキトス
VISAペルーに観光目的で滞在の場合は1年間で最大で183日迄滞在が可能です。正確な期間は入国管理官の判断になります。滞在希望日数を聞かれた際は余裕を持って多めに回答するといいです。ペルー入国時に6カ月以上のパスポートの残存日数が必要です。
時差日本との時差はペルーが日本よりも14時間遅いです。
世界遺産や名所マチュ・ピチュの歴史保護区(世界複合遺産)、クスコ市街(世界文化遺産)、ナスカとパルパの地上絵(世界文化遺産)、リマ歴史地区(世界文化遺産)、チャンチャン遺跡地帯(世界文化遺産)、アレキパ市の歴史地区(世界文化遺産)等