ポーランド共和国

民主化後、戦争の暗いイメージから明るく魅力的に変貌した国

ポーランド共和国

旅のお勧めSPOT

バルバカン(ワルシャワ)

ポーランドのワルシャワのバルバカン

ワルシャワのバルバカンは、旧市街を囲む馬蹄形をしたバロック様式の砦です。ポーランドは、西ヨーロッパとロシアに挟まれた場所に位置しているため16世紀以降、近隣諸国に侵略を受けてきた歴史があり、街を守るための砦が必要でした。同じように街を守るバルバカンは第二の都市のクラクフにもあります。第二次世界大戦の際にはナチスドイツに占領されてしまいワルシャワの街は破壊されてしまいましたが、戦後、街道や宮殿や聖堂やバルバカンもポーランドの国民の手によって「壁のひび1本まで忠実に」という気持ちのもとに復元されました。バルバカンを含むワルシャワの旧市街はワルシャワ歴史地区の登録名で1980年に世界遺産に登録されています。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は第二次世界大戦中にナチスドイツが作った強制収容所で、ユダヤ人の他にポーランド人、ソ連軍捕虜など諸説はあるが100万人以上の人々が犠牲になりました。収容所の入口の看板には、「ARBEIT MACHT FREI」(働けば自由になる)と書かれていましたが、実際は全くの逆で収容された人の90%程が命を落としています。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所はポーランドの第二都市のクラクフにあり、1979年に負の遺産として世界遺産に登録されています。現地を訪問する際はすぐには中に入れないことも多いため、事前に予約をすることをお勧めします。収容施設は近隣に2か所ありバスでの移動が主になります。

ポーランド共和国の旅の基本情報

国の特長ポーランドの国名は、「平原」からきていて大平原が広がっています。原生林や川や北方バルトの海岸などの自然に恵まれた国ですが、クラクフやワルシャワなどの都市は趣のある景観で豊かな歴史と伝統を感じさせます。
首都ワルシャワ
人口37,967,000人
通貨ポーランド・ズロチ(PLN)
総面積312,000km2 (日本の約82%)
言語ポーランド語
主な観光地域ワルシャワ、クラクフ、グダンスク、ポズナン、ザコパネ、ウッチ
VISAポーランドは6ヵ月間で90日以内の滞在の場合はビザが不要です。ポーランド出国時にパスポートの残存期間が90日以上あること。
時差日本との時差はポーランドが日本よりも8時間(サマータイム時は7時間)遅いです。
世界遺産や名所ワルシャワ歴史地区(世界文化遺産)、クラクフ歴史地区(世界文化遺産)、
アウシュヴィッツ・ビルケナウ ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(世界文化遺産)、中世都市トルン(世界文化遺産)