親日国トルコの主要都市イスタンブールの魅力的な観光スポット
1890年にトルコの船エルトゥールル号が和歌山県沖で遭難した際に日本が救助活動を行ったニュースがトルコに伝わったことが親日国となったきっかけと言われているトルコの主要都市、イスタンブールは、「イスタンブール歴史地区」として世界文化遺産に認定されています。魅力的なモスクなど異文化を感じられる観光スポットが満載です。イスタンブールをトルコの首都と勘違いしてしまいがいちですが、トルコの首都はアンカラです。
イスタンブールのシンボルの一つアヤソフィア
スルタンアフメット・ジャーミィのすぐ近くに広場を挟んでそびえ立つのがアヤソフィアです。アヤソフィアが巨大な大聖堂として建設されたのは東ローマ帝国が統治をしていた537年で、キリスト教正教会の大聖堂として帝国随一の格式を誇りました。アヤソフィアは、1453年にオスマン帝国によって統治された際にはキリスト教の大聖堂からイスラム教のモスクとなりましたが、1923年にトルコ共和国が誕生すると政治と宗教の分離という観点から博物館として利用されるようになりました。その後、2020年にエルドアン大統領により、再びモスクとして使用されるように決定され7月には金曜日の集団礼拝も行われました。
アヤソフィアは特長的な中央の半球状ドームや陽光が豊かに差し込む会堂内部など非常に美しい作りとなっています。夜には広場を挟んですぐ近くのスルタンアフメット・ジャーミィとともにライトアップされるので昼間だけではなく、夜の景色も必見です。