自然環境の豊かな北欧の国、アイスランドの観光名所

ハットルグリムス教会ヘッド

自然環境の豊かな北欧の国、アイスランドに行った際には、ぜひ訪れてほしい観光スポットがたくさんあります。アイスランドは火山活動や氷河によって作られた独特の風景が広がり、その美しさは世界中の旅行者を魅了しています。世界自然遺産にも複数が登録されており、地球の活動を間近で感じられる場所が数多く存在します。今回ご紹介する5か所は、アイスランドの自然と歴史、そして文化を象徴する代表的な観光地ばかり。どの場所もアクセスがしやすく、短期の旅行でも効率よく巡ることができます。アイスランドの魅力を存分に楽しめる旅の参考にしてください。

目次

ヨーロッパ最大の氷河ヴァトナヨークトル氷河

ヴァトナヨークトル氷河
ヴァトナヨークトル氷河

ヴァトナヨークトル氷河は、ヴァトナヨークトル国立公園内にあり、氷河の表面積は約8,100 km² で、気候によって縮小しますがヨーロッパで最大規模を誇ります。規模が最大になったのは1930年頃でしたが、地球温暖化により、ヴァトナヨークトル氷河は過去15年間で平均して毎年約1mの厚さを失っています。ヴァトナヨークトル氷河の下には、アイスランドの他の多くの氷河の下と同様に活発な火山が存在しています。一番顕著な火山はグリムスヴォトン山、オーライヴァヨークトル氷河火山やバゥルザルブンガ山です。ヴァトナヨークトル氷河を訪れる際は、複数日程のサマーツアーに組み込まれていることが多いのでおすすめです。

アイスランドで最大の教会、ハットルグリムス教会

ハットルグリムス教会
ハットルグリムス教会

ハットルグリムス教会はアイスランドで最大の教会で印象的なデザインのルター派の教会です。建設が始まったのが1945年で完成したのが1986年で41年もの歳月をかけて作られた教会です。アイスランドの首都のレイキャビクにあり、コンクリート製で、73メートルの高さのある塔をそなえています。展望スペースもあり、上からの眺望は最高です。エレベーターがあるため、階段を登る必要はありません。

【ハットルグリムス教会】

住所:Hallgrímstorg 1, 101 Reykjavík

アクセス:市内バスの「Hallgrímskirkja」停留所

営業時間:9時~21時(5月~9月)、9時~17時(10月~4月)※30分前が塔の最終入場

※10時30分~12時15分(日、※塔は閉鎖)

公式サイト:https://hallgrimskirkja.is/

 

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地球の裂け目、世界遺産シンクヴェトリル国立公園

地球の裂け目シンクヴェトリル国立公園
シンクヴェトリル国立公園

アイスランド南西部に位置する「シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)」は、アイスランド観光で絶対に外せない世界遺産のひとつです。930年に世界最古の議会「アルシング」が開かれた場所として知られ、歴史的にも非常に重要な場所です。また、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境界が見られる地質学的にも貴重な場所で、大地が裂ける様子を実際に目で見ることができます。透明度の高いシルフラの泉ではダイビングも人気。大自然と歴史が融合した特別な体験ができる絶景の公園です。免許を持っている方はダイビングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

【シンクヴェトリル国立公園】

住所:Þingvellir National Park, 806 Selfoss, Southwestern Region

営業時間:Viewer Centre|9時~18時(4月~10月)、9時~17時(11月~3月)

公式サイト:https://thingvellir.is/

世界の“間欠泉”の語源、ゲイシール間欠泉

ゲイシール間欠泉
ゲイシール間欠泉

アイスランド南西部、ゴールデンサークルの一角に位置する「ゲイシール間欠泉(Geysir)」は、世界で最も有名な間欠泉のひとつです。「ゲイシール」という名前は、間欠泉を意味する英語「geyser」の語源にもなっています。現在はゲイシール自体は活動が穏やかになっていますが、隣接するストロックル(Strokkur)間欠泉が約5~10分おきに熱水を勢いよく噴き上げる様子を見ることができます。高さは最大で20メートル以上にも達し、その迫力は圧巻。地熱地帯には温泉や泥沼も点在し、独特な硫黄の香りが漂います。観光客は安全に配慮された見学路から間欠泉を間近で楽しめます。アイスランドならではの地熱活動を体感できる貴重なスポットで、自然のエネルギーを間近に感じられる場所です。

【ゲイシール間欠泉】

住所:Haukadalur Valley, 806 Selfoss, Southwestern Region

アクセス:レイキャヴィク中心部から車で約1時間30分(約120 km)

営業時間:Geysir Centre|10時~19時 ※天然間欠泉エリアは24時間年中無休でアクセス可

公式サイト(Geysir Centre /HOTEL):https://hotelgeysir.is/

ガラスの芸術、ハルパ・コンサートホール

ハルパ・レイキャヴィク・コンサートホール&会議センター
ハルパ・レイキャヴィク・コンサートホール&会議センター

アイスランドの首都レイキャヴィクにある「ハルパ・レイキャヴィク・コンサートホール&会議センター(Harpa)」は、アイスランドを代表する現代建築のひとつです。2011年にオープンしたこの施設は、ガラス張りの外観が特徴で、蜂の巣のような六角形のガラスパネルが光を反射し、時間や天候によって表情を変えます。コンサートホールとしては、アイスランド交響楽団やオペラの本拠地として使われており、音響の良さでも高い評価を受けています。また、会議や展示会、各種イベントも開催される多目的施設です。館内は誰でも自由に見学でき、カフェやショップも併設されています。港のすぐそばに位置しているため、観光途中に立ち寄るのにもぴったりなスポット。夜にはライトアップされ、美しい姿が港町の景色に溶け込みます。

【ハルパ・レイキャヴィク・コンサートホール&会議センター】

住所:Austurbakki 2, 101 Reykjavík

アクセス:Lækjartorgや旧港から歩いてすぐ

営業時間:10時~18時(日~火)、10時~20時(水~土)

公式サイト:https://www.harpa.is/

SELECTION―セレクション―