バンコクの三大寺院をご紹介

バンコクの観光スポットワットアルン

タイの首都バンコクは、タイを旅行しとことがある人であれば誰でも訪れるエリアの一つです。何度かタイを旅行したことは必ず行ったことがあるというほど有名ですが、初めて旅行をする方のためにバンコクの三大寺院をご紹介します。これらの寺院は比較的、まとまったエリアにあるため一日で全ての寺院を周ることも可能です。

目次

涅槃仏で有名なワット・ポー

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最初に紹介するバンコクの三大寺院は、バンコク最古で最大敷地面積を誇るワット・ポー(涅槃寺)です。ワット・ポーは、アユタヤ王朝の末期にラーマ1世によって建てられた寺院で、古くから学問の中心地としても栄えていました。歴代の国王のお墓の4基の大きな仏塔や、ラマ1世によって建立された本堂などの様々な印象的な建築物がありますが、中でも、横になっている黄金の巨大仏、涅槃仏が最も有名です。また、タイ古式マッサージの総本山ともいわれるマッサージ・サービスセンターも敷地内にあります。

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ワット・ポーの涅槃仏は全長46m、高さ15mと巨大で写真で全てを撮影することが難しい程の大きさで、ラーマ3世によって造立されました。長さ5メートル、幅1.5メートルの大きな足の裏には、仏教と深い関わりを持つバラモン教の宇宙観が、108の絵で描かれています。礼拝堂に入る際は、靴を脱いで入ります。

タイで最高の格式を誇る仏教寺院ワット・プラケオ

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バンコクの三大寺院の2つ目のご紹介は、ワット・プラケオです。敷地内は白い壁で囲われていて、中には王宮も入っています。ワット・プラケオは、エメラルド寺院の通称でも知られ、1782年にラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。黄金の仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められています。

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こちらは、ワット・プラケオの敷地内にあるチャックリーマハープラサート宮殿です。ラーマ5世が外遊から帰国して新しく建てられた宮殿で、通常は内部の見学はできませんが、年に何回かは内部の一般公開がされることがあります。

三島由紀夫の小説にも描かれたワット・アルン

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バンコク三大寺院の最後のご紹介は、ワット・アルンです。ワット・ポーとワット・プラケオを川を挟んで向かい側に位置しています。他の三大寺院もそうですが、タイは全体的に仏教の影響を受けた寺院が多いですが、ワット・アルンはヒンドゥー教の影響を受けたクメール様式の建築物で、他の寺院とはやや違った印象を受ける寺院です。アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」で描かれました。夜はライトアップされ、昼間とは違う趣を感じさせます。

三大寺院から近くにあるバックパッカーの聖地

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ワット・アルンやワット・ポーから徒歩圏内に、カオサンロードというバックパッカーの聖地があります。ゲストハウスや安いホテルが周辺に集まり、屋台や土産物屋も多く集まったエリアで旅人が集まる場所になっていましたが、近年では道路を拡張して整備も行われ、地元の若者も集まる場所になっています。

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