中世ヨーロッパの面影漂うマルタ共和国

マルタ共和国の記事

地中海に浮かぶ島国マルタ共和国は、マルタ島・ゴゾ島・コミノ島から成り立っています。その大きさは淡路島の半分程ですが、セレブも多く訪れるヨーロッパ有数のリゾート地です。近年は、英語留学におすすめの場所としても知名度を上げてきていますね。世界遺産に登録されている首都のヴァレッタ(バレッタ)をはじめ、中世の歴史が感じられる古都イムディーナ、高い透明度を誇る美しい海ブルーラグーンなど、小さなマルタには大きな魅力が詰まっています。

目次

中世の雰囲気が漂う静寂の街イムディーナ

マルタ島のイムディーナ1

マルタの首都ヴァレッタのバスターミナルから約30分程で辿り着く場所にあるのが、静寂の街として知られているイムディーナです。イムディーナにはマルタの首都が置かれていたためとても賑やかでしたが、ヴァレッタに役目を譲ってから人口が減少。人が絶えず行き交うヴァレッタとは対照的なイムディーナですが、実際に街に降り立てばその静かさにもロマンを感じてしまう、不思議な魅力を持っています。

マルタ島のイムディーナ2

イムディーナに入る際のメインゲート、街の中心的建造物である聖パウロ大聖堂、15世紀後半に建設されたノルマンハウス、聖パウロのカタコンベ(地下墳墓)が主な観光スポット。また、チョコレートケーキが美味しいとマルタで有名な人気カフェのフォンタネッラもここ、イムディーナにあります。半日あれば街を探索できるので、ヴァレッタから日帰りで訪れるのがおすすめですよ。

コミノ島人気スポットのブルーラグーン

コミノ島のブルーラグーン

コミノ島は、マルタ島とゴゾ島に挟まれた、マルタ共和国の中で1番小さな島です。コミノ島には、マルタ島にあるチェルケウアやゴゾ島イムジャールから運行されているフェリーで気軽に訪れることができます。 そのコミノ島一番の人気スポットが、ブルーラグーン。マルタには数多くのビーチがありますが、ブルラグーンの美しさや透明度は群を抜いています。透き通った青い海の上に佇んでいるボートが、まるで空に浮かんで見える不思議な現象もブルーラグーンでは有名です。ボートから海を眺めるのは勿論、海水浴やダイビングをしたり、ビーチをのんびり散歩をする楽しみ方もおすすめですよ。

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