世界遺産の街「ルアンパバーン」を訪れる

ラオスに世界遺産の街があることを知っているでしょうか。街そのものが世界遺産となっている街があります。その街の名前は「ルアンパバーン」 今回はその世界遺産の街、ルアンパバーンについて紹介していきます。
世界遺産の街 ルアンパバーンの特徴は?

世界遺産の街ルアンパバーンは1995年にユネスコ世界遺産として街全体が登録されました。街並みがとても素敵で歩いたり、自転車に乗って走ったりするだけでも街並みを観光するのも楽しいです。クアンシーの滝やツアーでの洞窟を除いての観光スポットは街中にギュッと集まっているので自転車を借りて観光するのがおすすめです。日本の京都のように景観条例があるのか、街並みに合うカフェやお店ばかりです。コンビニもその街並みに合う色に変えています。だからこそ、統一性もあり落ち着いた雰囲気を出しているのかもしれません。
ルアンパバーンへの行き方

ルアンパバーンへの行き方は主に3つあり、飛行機、電車、バスです。3年前までは、飛行機かバスで行くしかなかったのですが、2021年12月に中国ラオス鉄道ができ、とても便利になりました。今回は電車での行き方を紹介します。首都ヴィエンチャンのヴィエンチャン駅からルアンパバーン駅まで電車で約2時間~3時間(時間・料金によって異なります。)で到着します。チケットはアプリで購入しなければなりませんが、代行で頼める旅行会社が街中にたくさんあります。しかし手数料も取られるため、ラオスのSIMを買って電話番号を取得し、LCRのアプリをとってチケットを買うことをお勧めします。安い便で234000Kip(約1700円)、高い便でも393000kip(約2800円)で買うことができます。この金額は通常クラスの値段ですが、ファーストクラスの席などもあり、1番高い値段が975000kip(約7000円)です。つまり、最上級の電車に乗っても約7000円で世界遺産の街ルアンパバーンへ行くことができるのです。(2024年現在)
ルアンパバーンのオススメ観光スポット3選(1-クアンシーの滝)

ルアンパバーンのおすすめ観光スポットはたくさんあるのですが、その中でも絶対に行った方がいいスポット3選を紹介します。 まず1つはクアンシーの滝。ここは絶対に行った方が良い場所1番です。ルアンパバーンで1番有名な観光スポットです。クアンシーの滝はラオスで最も美しいと言われている滝です。乾季には美しいエメラルドグリーンの「クアンシーの滝」を見ることができます。しかし、雨季にいくと水量が多く、色が濁ってしまう時が多いので注意が必要です。旅行会社の中のツアーの中のプランに入っていることも多いです。個人で行く場合にはトゥクトゥクで行くことも可能です。
ルアンパバーンのオススメ観光スポット3選(2-プーシ―の丘)

2つめは、プーシ―の丘です。ここは街の中心地にある丘ですが、夕陽の時間に登るのがおすすめです。10分ほど階段を上って着いた景色は、ルアンパバーン全体を見渡せてとても素敵です。夕陽のギリギリにプーシ―の丘に行くと混雑しているため、階段も混んでしまいます。時間に余裕をもって上るようにしましょう。夕陽が見える場所に行くと写真を撮れるスポット(岩)があります。交代交代に記念撮影をしていきます。もしその場所で撮りたい場合には夕陽が沈む前の良い時間から並ぶと良いと思います。夕陽が沈んでからもしばらく空がきれいなので、少し空いてから写真を撮るのもいいかもしれませんね。
ルアンパバーンのオススメ観光スポット3選(3-ワットシェントーン)

3つめは、古都ルアンパバーンにある仏教寺院「ワットシェントーン」です。ラオスにはたくさんのお寺がありますが、中でもこの「ワットシェントーン」はルアンパバーンで最も古く、最も美しいと言われています。1560年にランサーン王朝のセタティラート王により建立された寺院です。ルアンパバーンを訪れると「ワットシェーントン」には行ったのか聞かれます。市街地で観光するならば、絶対に訪れるべき場所です。 その他にもルアンパバーンにはオシャレなカフェやお店がたくさんあります。街を歩いて散策するのも良いし、自転車をレンタルして少し遠いところまで行くのも良いです。街全体が世界遺産のルアンパバーンを是非堪能してみて下さい。
【ワットシェントーン】
住所:Khem Khong, Luang Prabang, Laos
アクセス:旧市街中心からトゥクトゥクで約10~20分程度
営業時間:8時~17時