世界の中心で愛を叫ぶのロケ地「エアーズロック(ウルル)」
「エアーズロック(ウルル)」は誰でも一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。オーストラリアの中心にある有名な世界遺産です。2003年に大ベストセラーとなった小説「世界の中心で愛を叫ぶ」をご存じでしょうか。小説、テレビ、映画で大人気となった作品の舞台地がこの「エアーズロック(ウルル)」なのです。今回はそのロケ地であるウルルを紹介していきます。
エアーズロック(ウルル)とは
エアーズロック(ウルル)とは、オーストラリアのノーザンテリトリーの乾燥地帯にある世界最大級の1枚岩のことを言います。ウルルとは先住民(アボリジニ)の言葉です。エアーズロックとはイギリスの探検家によって付けられた名前です。1987年に世界遺産として登録されました。数年前まではエアーズロック(ウルル)に登ることを許可されていましたが、2019年から先住民族のアボリジニの聖地であることを理由に観光客の登山が禁止されました。現在では、神聖な場所として有名です。
アクセス方法は?
ウルルまでの行き方は陸路で国内を横断するか、国内線を利用するかになります。ウルルへは国際線は乗り入れをしていません。国内のどこかから、ウルルの最寄りの空港「エアーズロック空港(コネラン空港)」へ移動することが一般的となっております。たまに車で横断する人もいますが、シドニーからウルルまで約3000㎞の移動となりガソリン・暑さ・長距離運転等の心配があるため、特別な経験を求めない限り、飛行機での渡航をおすすめします。エアーズロックから中心地までは車で約10分となり、レンタルカーサービスを利用して移動をしました。(予約していると空港にレンタルカーを置いてくれています。)事前レンタルカーサービスへ連絡し、予約をしておくとスムーズに旅をすることができます。また、ツアーに参加するよりも好きな時間に自分たちで行ったりすることができるのでレンタルカーはとても良かったです。
周辺のホテル・宿泊施設
エアーズロックにはホテルが6件しかなく、そのうち5件はエアーズロック・リゾートエリアの中にあります。その中心エリアは「ユーラーラーYulala」という人口1000人ほどの小さなエリアにあります。そのエリアに泊まれば、ホテルにあるレストランやショッピングなども歩いていくことができるので便利です。その中でも私が泊まったおすすめのホテルを紹介します。
絶対に訪れるべき時間帯
ウルルの近くに行く時間帯として朝日、午前中、夕日の時間帯に行くことをおすすめします。ウルルは時期にもよりますが、暑いで有名です。特に暑い時期に行くと最高気温は45度以上となるときもあります。平均気温は冬で22度、夏で35度のため、基本的に暑い日が続きます。午後の1番暑い時期は夕方までの休憩時間としてホテルにいるのが良いと思います。朝日に照らされるエアーズロック、夕日の時間帯の夕焼けとエアーズロックは本当にきれいで神秘的です。その時間帯は観光客でいっぱいになるので少し早めに行って場所取りをするのがいいでしょう。
ウルルに絶対に必要な持ち物
絶対に必要な持ち物として、ハエよけの帽子と携帯扇風機です。ウルルにはたくさんのハエがいます。私は12月の年末に行ったのですが思ったよりもハエがいなかった印象です。それでもこの写真の帽子に止まっているハエぐらいはいます。なので日本でネット付きの帽子を買って持ってくることをおすすめします。また、暑い時期に備えて、携帯扇風機を持参すると少しは涼しく過ごすことができるかもしれません。人生で1度は訪れたい場所「エアーズロック(ウルル)」に是非みなさんも訪れてみて下さい。