ピーマイラオ!(ラオスのお正月)|水かけ祭り
ラオスでは1年に1度大盛り上がりな行事の1つ、ピーマイラオ(お正月)があります。タイのお祭りで有名な「ソンクラーン」によく似ているお祭りです。街中がお祭り騒ぎで、水をかけ合います。お店等は閉まってしまうことが多く、観光にはあまり向かない時期ですが、ラオスの文化を知るにはとても良い期間です。大人も子どもも我を忘れて全力で楽しみます。是非みなさんも1度ピーマイラオを体験してみてはいかがでしょうか。
ピーマイラオとは?
ピーマイラオとはラオス独自のお正月のことです。1月1日の新年よりもこの4月のピーマイ(ラオスのお正月)の方が盛り上がります。そして、ラオスの行事の中で最も大きなイベントでもあります。このお正月は学校も1週間ほどお休みになり、レストラン等も閉める所が多く、全員でお正月を楽しみます。日本の大晦日と同じようにお正月の前日には大掃除をして、お正月には寺に行きます。そしてどこもかしこもみんなでビールを飲み、水かけ祭りを楽しみます。首都ビエンチャンだけでなく、ルアンパバーンでも大盛り上がりなので、両方行ってみるのもいいですね。
街の水かけの様子
メコン川近くの観光通りはたくさんの人たちが水かけをしています。外で飲みながらホースでかけてくる人、バケツに水をくんでたっぷりと頭からかけてくる人、歩きながら水鉄砲で狙ってくる人等たくさんいます。それだけでなく、トラックの荷台にプールをおいて、車の上からかけてくる人もいます。お互いに水をかけ合って楽しみます。トラックから水風船を投げられたり、巨大水鉄砲で水をかけられたりもするでしょう。
水かけ祭の定番の格好とは?
水かけ祭の時の格好は!!!アロハシャツです!この時期になると毎日のようにみんなアロハシャツを着ています。街のどこでもアロハシャツが売り出されます。本当に全身濡れてしまうので、アロハシャツを着るとすぐに乾いて良いです。みなさんも水かけ祭の前にアロハシャツをゲットしましょう。現地で買うと300円くらい~買うことができます。現地でお気に入りのアロハシャツを探すのもいいですね。
更にピーマイを楽しむためには?
水かけ祭を最大限に楽しむための必須アイテムは!水鉄砲です。水をかけられるのももちろん楽しいですが、水鉄砲を持っていることで、お互いに楽しむことができます。水をかけようとしてくるところに、こちらから先に水をかけると相手も盛り上がります。また、街を歩いていると、たくさん声をかけられます。「ソックディーピーマイ(幸運な正月を!)」と声をかけると喜ぶでしょう。そして、「1杯飲んでいきな!」とビールを注いでくれるので一緒に飲むと現地の人との交流ができるでしょう。是非、ピーマイを思いっきり楽しんで下さい。
ピーマイの時の注意点
【持ち物に注意】本当に水かけ祭りは容赦なく水をかけてきます。水鉄砲ならまだしも、バケツで頭からかけられたり、背中から冷たい水を入れられたりもします。そのため、持っているカバンや携帯も濡れてしまう可能性があります。事前に携帯用防水ケースや防水バックを用意することをおすすめします。現地でもこの時期になると防水グッツがそこら中に売っています。現地調達でも大丈夫なので、用意することをお忘れなく!【運転に注意】バイクを借りて運転する場合、いたるところで水をかけられるので注意しましょう。特に子どもたちは危険かどうか関係なく、水風船を投げてきたり、バケツやホースでかけてきたりします。荷物を片手に運転したり、後ろに誰かのせて運転したり、十分に気を付けて運転しましょう。バイクに乗っていると、そこらで飲んでいる人たちに止められて、バケツの水をドバっとかけられることもあります。しっかりと止まって水を浴びるのも良いでしょう。
ラオスのピーマイのまとめ
ラオスでは大人も子どもも関係なく、我を忘れて楽しむことができます。大人がトラックの後ろに乗り、歩いている人、車に乗っている人に水を思いっきりかけます。日本では考えられない光景です。誰もがその水かけ祭りを楽しんでいるため、水をかけられて怒る人もいません。4月のピーマイの時期にラオスに来たら全身びしょ濡れになること間違いないでしょう。思いっきりラオスのお正月を楽しんでみてはいかがですか?