「何もしない」をするシーパンドンの魅力とは

ラオスの夕陽

ラオスの南にあるチャンパサック県のパクセーからさらに南にあるシーパンドン。ラオス語でシーパンドンとは、シー(4)パン(1000)ドン(島)という意味であり、4000の島があると言われている場所である。バックパッカーが最終的にたどり着き、気に入ってしまう場所でもあります。誰もがシーパンドンに行くと「素敵だった。」と言います。その魅力とは何でしょう。この記事ではそのシーパンドンの魅力や観光スポットを紹介していきます。

目次

シーパンドンへの行き方

ラオスのバスの車内
乗り合いバスの様子

ラオスの南のパクセーからバスで約2時間半。カンボジアやタイからもバスが出ているそうです。今回はパクセーからの行き方を紹介します。パクセーからは「Chitpasong Bus Station」から8時半と9時から出ています。(前日に買っていないと売り切れと言われ高いチケットを買わされる場合があるので注意です。)ミニバンでいくとパクセーからナーカサンという船着き場、そこからドンデッド島への船のチケットも合わせて150000kip(約1000円)です。乗り遅れたり、9時までに乗れなかったりする場合には「8Km Bus Terminal」に行くとソンテウという乗り合いバスが出ています。1時間おきに出ているそうですが、乗り合いバスに30人ほど乗るのでギュウギュウ詰めです。2時間半の旅をゆったり快適に過ごしたい場合にはミニバンを強くお勧めします。

シーパンドンのおすすめスポット

ラオスのコンパペーン滝
コンパペーン滝

シーパンドンに島がたくさんありますが、その中でも有名なのが「デッド島」と「コーン島」です。特に「デッド島」は小さくまとまっているので歩いて散策するにもちょうどいい場所です。「デッド島」と「コーン島」は橋で繋がっているので行き来することもできます。「デッド島」にホテルをとって、「コーン島」に自転車を借りて行くこともできるのでお勧めです。ナーカサンの船着き場から約20~30分離れた場所にある「コーンパペン滝」はラオスで最大の滝だそうです。壮大な滝ですが、近くにまで行くととても迫力がありました。「コーン島」にある「ソンパミットの滝」もとても迫力のある滝です。「コーンパペン滝」よりも近くで見ることができるため、個人的には1番感動しました。どの角度から見ても滝の勢いがものすごく、いつまでも見ていることができます。特にその滝に行くまでの道も整っていて自転車でゆったりと行くのもバイクで行くのも楽しいです。

おすすめレストラン①「NAMFON Sunset Restaurant」

NAMFON Sunset Restaurant
家族経営のレストラン

「NAMFON Sunset Restaurant」では種類が豊富でたくさんの食べ物を選ぶことができます。家族経営のレストランで、小学3年生くらいの子どもが注文をとったり、料理を運んだり、お会計をしたりしていて感心しました。4歳くらいの子どもはお皿を片付けるのを手伝っていました。とても美味しいし、癒されるお店です。

おすすめレストラン②「MOJO」

ラオスのイタリアンレストランMOJO
美味しい本格的イタリアン

「MOJO」というイタリアンレストランはGoogle評価で100件以上ある中5.0のお店があったので行ってみました。雰囲気も最高でお店に入った瞬間良さが伝わってきました。その日はお酒を抜こうと決めていたのですが、雰囲気に負けてワインを頼みました。頼んだパスタもリゾットもとても美味しく、とても満足でした。何年もやって積み上げた雰囲気と味だと思いましたがその時(2024.1)の時はまだ開店してから1か月程度でびっくりしました。お客さんもたくさん入っていて人気店を1か月で作り上げていて素晴らしいと思いました。2日の滞在中2日連続で行きました。是非行って欲しい店です。

「何もしない」をしてみる

シーパンドンの夕日
シーパンドンの夕日

忙しく暮らしているとゆっくりと夕陽を眺める時間もないかもしれません。しかしこのシーパンドンでは夕日が沈む前からおしゃれなカフェに入り、ゆったりと夕陽が沈むのを眺める時間が最高です。何もしなくていいのです。そこで沈む夕日をゆったり眺め、沈んだ後もしばらく色が変わっていく空を眺めることができます。カフェには横になることができる枕付きのマットが敷いてあります。お店の人も仕事がなければゆっくりと客席で夕陽を眺めているのそれもまた良いです。忙しく生きる必要はない、ゆっくりしてもいいのではないか?と感じることができます。日々の忙しい暮らしに疲れたら、「シーパンドン」で夕陽を眺めてみるのはいかがですか。

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