ナイアガラの滝を満喫するための徹底ガイド 〜観光編〜
カナダを代表する観光地と言えば、ナイアガラの滝です。前回はアクセスについてお話ししましたが、今回はナイアガラの滝の重要な観光スポットについてご紹介します。ナイアガラの滝といえばフェリーでの観光が有名ですが、それだけではありません。ナイアガラの滝は他にも多くの魅力があります。滝の迫力を様々な角度から楽しむことができるスポットをいくつかご紹介します。
一番の観光スポット フェリー体験
まず一番の観光スポットであるナイアガラのフェリー体験についてです。ナイアガラに訪れた必須であるフェリー体験は期間限定の観光行事になります。毎年始まりと終わりの日程は変わりますが、2024年は6/13~11/15までになります。この期間に行かないとフェリー体験をすることは出来ないのでご注意ください。そして寒くなるにつれて営業時間も短くなっていくのでホームページをよく確認してください。13歳以上の大人はCAD$33.5〜です。20分のクルーズなのでお高めに感じますがそれ以上の迫力を感じることができます。船は初めに左の滝に向かい、その後奥の滝へ向かいます。奥の滝は内回りで船が移動するため、私も右前の所に立っていましたが滝行のような水を浴びました。スリルを求める方はとってもオススメです。しかし、水の勢いでスマホを落とさないようにだけ気をつけてください。また、ナイアガラは夏のシーズンになると毎日夜の10時から花火を打ち上げます。この花火を船で乗りながら見るクルーズもあります。こちらは大人がCAD$38.5〜で40分のクルーズになります。滝もライトアップされて日中とはまた違うナイアガラの滝を感じられるクルーズになっています。しかし、このクルーズの終了時間は10時10分で日帰りの最終バスにギリギリになるため日帰りの方はオススメしません。
国境をまたげる橋へ
次におすすめのスポットは、アメリカとカナダを結ぶレインボーブリッジです。一旦カナダを出ることになりますが、パスポートがあれば再入国は簡単です。ただし、カナダからアメリカに出る際には、CAD$25の手数料が4枚、合計でCAD$100が必要になります。カナダから出るのは非常に簡単で、扉を開けると橋にアクセスできます。そのまま橋を歩き続けると、アメリカとカナダの国境線が見え、両国をまたぐ体験ができます。また、レインボーブリッジの位置からはナイアガラの滝も美しく眺めることができます。この場所は有名な観光スポットではありませんが、ぜひ立ち寄ってみてください。カナダに戻る際は、そのまま来た道を戻り、入国ゲートに並べば大丈夫です。また、アメリカ入国に必要なESTAを持っている場合は、アメリカに入国してナイアガラの滝をカナダ側とは異なる角度から見ることもできます。
滝に大接近スポット!
次にご紹介するスポットは、テーブルロックです。ここでは、滝が流れ落ちる勢いを間近で感じることができる展望台があります。円形に出っ張ったテーブルのような構造で、滝の上からその迫力を眺めることができます。近くで見るため、水しぶきがかかることもありますが、それもまた迫力を感じる一部です。時折、クルーズの船から手を振ってもらえることもあります。また、テーブルロックには「テーブルロックウェルカムセンター」という建物があります。ここからは「ジャーニー・ビハインド・ザ・ウォールズ」というアトラクションが体験でき、滝の真後ろに行くことができます。料金は大人がCAD$25です。このアトラクションでは、40メートル下まで降りてナイアガラの滝の迫力を直接感じることができる貴重な体験ができます。テーブルロックとその建物は、フェリー乗り場や遊園地から徒歩で約10分ほど離れていますが、ぜひ訪れていただきたい、迫力満点のスポットです。
七色に変わるナイアガラ!
最後にご紹介するのは、ライトアップされたナイアガラの滝です。イルミネーションは毎日行われていますが、月によって時間が異なるため、ホームページでの確認をお勧めします。また、「Special illumination」という特別なライトアップもあり、記念日に合わせた色が点灯します。この情報もホームページで確認できます。このイルミネーションは1925年から運営されており、昼間のナイアガラの滝とは異なる、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。