世界遺産の街・チェコのプラハ
中央ヨーロッパのまさしく中央にあるチェコ共和国の首都。さらに中央ヨーロッパ随一の世界都市であるプラハは街の中心部全体がユネスコ世界文化遺産として1992年に登録されており、毎年世界中から多くの観光客が訪れる超大人気観光地でもあります。今回はそんなプラハの旧市街やプラハ城周辺にスポットを当てて街並みや超有名観光スポットなどなどを紹介しようと思います!
チェコへの道のり
今のところ日本の主要国際空港からチェコ共和国・プラハへの直行便は運行されていないようです。多くの方々は韓国の仁川国際空港または中東・ヨーロッパの国際空港を経由してチェコに向かう方法を取っているようですが、個人的なおすすめは日本から直行で行けるヨーロッパの国に到着してから電車を使ってヨーロッパ各国を周遊しながら旅行をする方法です!もちろんヨーロッパ各国を巡る事になるので各国での電車の乗り方などの下調べは必要ですが、飛行機と違って車窓からさまざまな国の景色を眺めながらゆっくり旅行ができるのが電車を使った周遊旅行の醍醐味です!みなさんもぜひお試しあれ!
ヴァレンシュタイン宮殿と庭園
神聖ローマ帝国時代の30年戦争でカトリック軍を多くの勝利に導いたヴァレンシュタイン将軍が王家の持つプラハ城に対抗して作ったと言われているこのヴァレンシュタイン宮殿!現在では国会議事堂として使われているヴァレンシュタイン宮殿の周りには広大な美しい庭園が広がっています!美しい噴水や池、見応えのある彫像たち、また美しく手入れのされた緑の美しい庭には孔雀がおり、なんとも珍しい白い孔雀も!前述した通り、平日は国会議事堂として宮殿内が使われているため宮殿内は土日のみ見学ができるようになっていますが、庭園はいつでも自由に見て回る事が出来るので日程の都合で土日に来られなかった!という方もぜひ庭園だけでも訪れてみてくださいね。
聖ヴィート大聖堂(プラハ城)
プラハに訪れたからには絶対に行きたいプラハ城!実は、世界で最も古く、大きい城としてギネス世界記録にも登録されているプラハ城!正確には旧王宮、聖ジョージ大聖堂、聖ローゼンバーグ宮殿と、この聖ヴィート大聖堂の4つの建物たちのある敷地全てを総称してプラハ城と呼ばれているそうです。特にこの聖ヴィート大聖堂は建築に約600年という長い年月がかかっているだけに国内最大の聖堂であり、チェコ王家の戴冠式も行われた神聖な、格式高い場所なんです!プラハ城門の近くから見下ろすプラハの街並みもそれはもう息を呑む美しさ…!秋には紅葉も美しくどこか切なさを感じさせる趣があります。
プラハ城周辺の街並み
プラハ城を含むプラハの歴史地区の街並みは現在の大きな主要鉄道駅があるような市街地の華やかさや賑やかさとは打って変わって落ち着いた雰囲気に包まれていて、まさに時代がタイムスリップしてしまったかのよう。建物の装飾もシックで落ち着いた華やかさがあり、観光客が多く訪れる観光スポットなのにそこには不思議な静寂がありました。綺麗に舗装されたアスファルトとは違う凹凸のある石畳みの道は靴や歩き方によっては少し躓きやすく歩きにくいと思うかもしれませんが、そういう少しの不便さがまた愛おしい、完全でない姿こそが美しいとさえ感じさせられるまさしく世界遺産にふさわしい街並みでした!
旧市街広場・天文時計
プラハ城から旧市街の坂をゆっくりと下り、カレル橋を渡った先にあるのが旧市街広場と旧市庁舎・天文時計です。この天文時計はなんと600年ほど前から動き続けており、その文字盤は古代の天文学者や占星術者が使っていた天体観測機器のような作りになっており、月や太陽の動き、星座など天文に関するさまざまな情報がこの時計ひとつで得られるなんとも神秘的でロマンに満ち溢れる時計なんです!そしてこの旧市庁舎・天文時計のある旧市街広場にはチェコの英ヤン・フス像やティーン教会もあり、辺りを見回す限りの歴史的建造物が…!クリスマスシーズンにはここでクリスマスマーケットも開催されるようなので、旧市街広場も忘れずに訪れてくださいね。
世界遺産の街・プラハ まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はチェコ共和国の首都・プラハの旧市街やプラハ城・プラハ歴史地区周辺を中心に紹介しましたが、市街地にもたくさんの魅力が詰まっていてまだまだ紹介したい場所や地元グルメが盛りだくさんなんです!そのあたりについてはまた別の機会にじっくり紹介しようと思っていますのでぜひともお楽しみにしていてくださいね!