冬のエディンバラの魅力
イギリス・スコットランドの首都・エディンバラは旧市街地と新市街地が合わせて世界遺産に登録されていて、中世から近代ヨーロッパの美しい建物が立ち並ぶ、歩いているだけでスコットランドの歴史の変遷を肌と五感で感じることができるとても趣のある街です!今回はそんなエディンバラの個人的に最も映える時期である「冬」の姿にスポットを当てて紹介したいと思います!
冬のエディンバラ
イギリスのあるグレートブリテン島の北部にあるスコットランドの冬は大変厳しい寒さ!その首都であるエディンバラも、積雪はほとんどないものの雪が降ったり冷たく強い風が吹くので寒さが苦手な方は「もう部屋から一歩も出たくない!」と思うほど!しかし筆者はエディンバラの荘厳な建物や街並みはこういう少し天気のすぐれない厳しい冬にこそ映えるなあ~と思うのです!もちろん青空の中の街並みもとても美しいのですが、荘厳な建物の「強固」で「誇り」や「尊厳」を感じる存在が薄暗い天気になるとより増すように感じさせてくれるので、もしエディンバラに旅行に行った際に天気が多少すぐれなくても落ち込まずむしろ喜んで観光を楽しんでみてくださいね!(笑)
エディンバラ城
エディンバラといえば最も知られているのがエディンバラ城!エディンバラの街の中でも小高い岩山の上に建てられているのですぐに見つけられます!岩壁の上に聳えるエディンバラ城もこれまた荘厳でまさに「街を見守るシンボル」といった印象!現在は城としてではなく軍事博物館としてその建物が使われているのですが実はスコットランドの観光名所の中で最も人気が高いんだとか!一説によると「ハリーポッターシリーズのホグワーツ魔法学校のモデルになったのでは?」とも言われているそうなので(原作者のJKローリング氏は特に公表や明言はしていないそうですがどうなのでしょう…!)ハリーポッターファンにも愛されているのかもしれませんね!
美しいステンドグラスのある教会
エディンバラの新市街地にある「St. John's Scottish Episcopal Church」は特に観光名所などではなくごく一般的な教会で、筆者がエディンバラ城までの道のりで寒さから一時逃れるために立ち寄っただけの、予定外のエディンバラ旅行で最初に立ち寄った場所だったのですが、優しい神父さんとステンドグラスの美しさにエディンバラで最も心を奪われた場所として記憶に残っています。その時間は特に礼拝の時間ではなく公に開かれている時間だったのですがエディンバラの荘厳な街並みと一転してなんとも静かで穏やかな、不思議と深呼吸をして心が浄化されていくようなそんな雰囲気でした。神父さんの声も穏やかそのものでこの街の歴史や教会の歴史を優しく説いてくださいました!エディンバラに来て間もない私に早速「エディンバラに来てよかったなあ…」と思わせてくれた忘れられない場所なのでみなさんもぜひ立ち寄ってみてくださいね!
世界一有名なUMAもスコットランド生まれ!
余談ですがみなさん、ネッシーって知ってますか?世界中にあるUMA (Unidentified Mysterious Animal・未確認動物)の中で雪男やツチノコと同じく超有名なネッシー!実はスコットランド北部のハイランド地方にあるネス湖で発見されたUMAなんです!ネッシーはもちろんエディンバラでもご当地キャラクターよろしくあらゆるお土産屋さんで様々なグッズが販売されているのですが、その中でもイギリス・ロンドンの有名ぬいぐるみブランド「Jelly Cat」が2023年に発売したネッシーのぬいぐるみが驚くほど可愛いんです!筆者もぜひこのJelly Catのネッシーのぬいぐるみを!とエディンバラ内の雑貨屋さんを巡り巡ってついにネッシーを見つけた時は本物のネッシーを見つけた時のように嬉しかったです!(笑)雑貨屋さんの店員さんも「たくさんあるからお気に入りの子を選んでいってね!」と優しく声をかけてくれて私のエディンバラ愛は止まることを知らないのでした!
同じ「イギリス」だけど違う!
イギリスはイングランド・ウェールズ・スコットランド・北部アイルランドの4つの国からなる連合国なのですが、イングランド・ウェールズとその他2つの国(スコットランド・北部アイルランド)は通貨の単位は同じ「£(ポンド)」なんですが紙幣のデザインが違うんです!スコットランドではスコットランドの銀行が発行しているスコットランド紙幣、北部アイルランドでは北アイルランドの発行している北アイルランド紙幣が使われていて貨幣価値は同じですがデザインが全然違うのでイギリス国内で使用する際に店員さんに「何これ?見たことないお札!」と言われてしまうことも!(笑)連合国イギリスならではの興味深い文化だなあ~と思いました!みなさんもイギリス内の各国を巡る際は現地の紙幣を記念に持って帰ってみてはいかがでしょうか!
冬のエディンバラの魅力 まとめ
いかがでしたか?エディンバラの冬は北国で生まれ育った私でも寒い~!と思うほどだったのですが、それでも街で出会った雑貨屋さんの店員さん、教会の神父さん、レストランの店員さんはどなたもすごく温かい交流をしてくれて、外が寒いだけに余計に人の心の温かさを感じられる素敵な場所でした!「スコティッシュイングリッシュ」もとってもチャーミング!(最初は驚きましたが…!(笑))スコットランドはお酒も有名ですし、キルトやバグパイプなどそこでしか体験できない文化もたくさんありますので皆さんぜひ!スコットランド・エディンバラに行ってみてくださいね!ネッシー探しも忘れずに!(笑)