ハンガリーで国会議事堂見学ツアーに参加しよう！

その豪華絢爛な内装が有名なハンガリーの国会議事堂ですが、美しいのは内装だけではありません！建築様式はネオ・ゴシック建築(ゴシック・リバイバル建築)でロンドンのビッグ・ベンがあるあのウエストミンスター宮殿と同じ建築スタイルを取り入れている外装は、左右が綺麗に対称になっていて街のシンボルとしてもふさわしい佇まい！そしてその「大きさ」も有名なポイントのひとつです！建物の全長268m、高さ96mの議事堂はハンガリーで1番、ヨーロッパでは2番、全世界では3番目に大きい国会議事堂で全体像を見るには目の前のドナウ川を渡って対岸に行くか、ドナウ川のクルージングツアーに参加して川の上から眺めるかしかないほどの大きさなのです！

ハンガリー・国会議事堂の内部見学ツアーは基本的にほぼ毎日開催されていますが、あまりの人気に訪れる直前にチケットを入手するのは至難の業です！せっかくの機会を逃さないためにもハンガリーへの旅行が決まったらなるべく早めにチケットを購入することをおすすめします！日本からオンラインでチケットを購入することができますのでご安心ください！またオンラインでチケットを購入した後、チケットを紙にプリントアウトして現地に持ち込む(または現地のチケットカウンターで印刷してもらう)必要がありますのでご注意くださいね！現地のチケットカウンターは混雑しているためもし現地で印刷する場合は少し早めにビジターセンター(チケットカウンターのあるツアー開始場所)に行くようにしましょう！

早速受付やセキュリティチェックを済ませて会議場までガイドさんと共に歩みを進めていくと、既にそこかしこが金！金！金！眩しいほどに金色だらけです！そしてレッドカーペットの敷かれたチリ一つない廊下を歩いた先にあったのが…この中央階段です！奥の方に見えるのが国会議事堂の中央入口だそうなのですが、正直「まだ入口なのにもうこんなに豪華なの…？」と思うほどの豪華ぶり…！あまりの豪華さにちょっと胃もたれしそうなくらい豪華でした！(笑)議員の方々は毎日ここを通って出勤しているのでしょうか…羨ましい気持ちと共に毎日背筋が伸びる思いで出勤しているのだろうな…と議員の皆さんの背負う重責も感じられました…！

撮影禁止エリアを抜けて次に向かったのが国会議員の皆さんがひと休みされるラウンジです…！先ほどの中央階段とはまた別の豪華さがあるこちらのラウンジ。床の絨毯(なんと驚くことにすべて手織りなんだそうです！)から天井の絵画、ステンドグラスの窓まで、どこを取っても芸術的で何時間でもじっくり細部まで眺めていたいくらいでした。それはそれとして、国会議員の皆さんはここで情報交換をしたりご歓談をするのでしょうが、果たしてこの豪華さでリラックスできるのでしょうか…？と一般庶民の感覚で疑問を抱いてしまいました。(笑)

そしてついにやってまいりました！国会議員のみなさんにとっては主戦場であるこちら、会議場です！落ち着いた緑のカーペットに重厚感のある艶やかなオーク材の議席や議長席に「ここでたくさんの歴史を変えるような国の重要事項が決められてきたんだなあ…」と背筋が伸びる気持ちになりながら目線を上げると…これまた眩しいほどの金！金！金です！(笑)やはり議会場の中も余すことなく豪華絢爛でした。もはや豪華でないところが一つも見つかりません。筆者はこの国会議事堂に入ってから外に出るまでの約1時間ほどの間に一生分の金を見たと思いました。

日中に見た国会議事堂の外観もそれはそれは荘厳で迫力があり美しいのですが、夜のライトアップの時間にはまた別の美しさを私たちに見せてくれます。いかがでしょうか。まるで昼間に見た国会議事堂の内装のように建物全体が金色に輝いているように見えませんか？全体的に暖色のライトで照らされている影響なのでしょうが、筆者にはこの金色に輝く国会議事堂が、ブダペストの街のシンボルとして街を照らす灯台や夜の暗い道を照らし、人々を安心させる道標の街灯のような存在に思えました。このライトアップは日没の時間ごろから始まるのですが、夜遅すぎるとライトが消えてしまいますし、夜道は危ないですからどうか気をつけてくださいね！

いかがでしたでしょうか？筆者は芸術や建築に造詣がないのであまりそういった観点からのレポートはできなかったのですが、そういったものが好きな方は何時間いても足りないくらい魅力的な場所ですからみなさんもぜひ！ハンガリー・ブダペストに旅行した際は国会議事堂見学ツアーに参加してみてくださいね！ツアーの出口を出た先には広めのお土産屋さんもありますのでお買い物もお忘れなく！