キューバのカラフルな街トリニダーのお勧め観光スポット

キューバに来たらハバナだけではなく、トリニダーにも足を伸ばしてください。首都ハバナからは長距離バスで4時間程で行くことができます。ハバナは首都のため観光客が多いですが、トリニダーはハバナに比べて人が少なく落ち着いた雰囲気で街もカラフルで散策をしていて楽しいです。また、トリ二ダーは、近郊のロス・インヘニオス渓谷とともに1988年に世界遺産に登録されています。ビーチの近くには、オールインクルーシブのホテルもあります。オールインクルーシブのホテルというと食べ物やの飲み物、お酒まで込みなので高い気がしますが、格安で利用ができました。
キューバのコインのデザインにもなっている革命博物館

キューバ・トリニダにある革命博物館(Museo Nacional de la Lucha Contra Bandidos)は、革命後の国内反革命勢力との戦いを中心に、カストロ率いる革命軍の活動を紹介する貴重な施設です。館内には、革命軍のメンバーが使用した遺品や写真、制服や武器などの展示のほか、アメリカ軍の飛行機の残骸、CIA支援部隊が使用したボートやトラックも公開されており、当時の緊張感が伝わってきます。建物はもともと1984年にサン・フランシスコ修道院として建設されたもので、美しい鐘楼があるバロック様式の建築も見どころです。また、この博物館の建物はキューバのコインにも描かれており、国内でも象徴的な存在となっています。トリニダの石畳の街並みに溶け込む歴史遺産として、訪れる価値のあるスポットです。
【革命博物館】
住所:Fernando Ernandez Echeverria No.216 esq. Piro Guirmelt Trinidad
営業時間:9:00-17:00
屋上からの眺めの美しい市立歴史博物館

キューバの発展に欠かせなかったのがサトウキビです。サトウキビから造られるお酒、ラムは今でもキューバの名産品です。当時のサトウキビの栽培には、アフリカから奴隷が連れてこられ、農園での労働力として過酷な生活をしていました。トリニダ旧市街の中心、セスペデス広場に面して建つ市立歴史博物館は、18世紀に建てられたバロック様式の邸宅「カンテーロ宮殿」を利用した博物館です。この建物自体がかつての砂糖プランテーション時代の豪商の邸宅で、トリニダの歴史と経済の栄華を今に伝えています。館内には、植民地時代の家具や陶器、生活道具、砂糖産業に関する資料、奴隷制度にまつわる展示などがあり、街の変遷を時代ごとに辿ることができます。最上階の展望塔に登れば、赤い瓦屋根が連なるトリニダの旧市街とその背後に広がる山々、カリブ海の絶景を一望できます。文化と景観の両方を楽しめるスポットとして、トリニダ観光では外せない名所の一つです。