迫力ある世界遺産を2つ抱える街、ジョグ・ジャカルタ
インドネシアで魅力的な観光地はバリ島だけではありません。首都のジャカルタも有名な都市ですが、世界遺産が2つあるジョグ・ジャカルタはインドネシア観光で外せない都市です。やや長閑な感じもある雰囲気が居心地が良いのでおすすめです。タクシーの料金交渉をして1日・半日などチャーターをすると観光しやすいです。
ジョグ・ジャカルタの街について
首都のジャカルタからジョグ・ジャカルタは、電車で約8時間の他、飛行機で1時間程で到着します。ジョグジャカルタの街のメイン通りはマリオボロ通りで、街には多くの商店や飲食店で賑わっています。インパクトのあるライオンのオブジェもありました。夜には、屋台が多く出ているので夜の観光も楽しむことができます。地元の方が頻繁に利用をしている屋台料理を食べてみてください。安くて美味しい料理が数多くあります。
マリオボロ通りの両側には、自転車タクシーがあります。旅先の想いでづくりのために近場の移動の際に利用をしてみてはいかがでしょうか?利用をする際は料金の確認を忘れずにしてください。
世界最大の仏教寺院ボロブドゥール寺院遺跡
ジョグ・ジャカルタの世界遺産(世界文化遺産)の一つが、世界最大の仏教寺院のボロブドゥール寺院遺跡です。また、ボロブドゥール寺院遺跡は、カンボジアのアンコールワット遺跡群・ミャンマーのバガン遺跡群とともに世界三大仏教遺跡の一つとしても数えられています。ボロブドゥール寺院遺跡は、大乗仏教の遺跡で、釈迦を中心とした仏教説話のレリーフが描かれています。
遺跡上層部まで階段を登っていくと、数多くの網目状のストゥーパ(仏塔)が見られ、仏塔の中には仏像が入っています。最上部まで登ってから下を見ると絶景が広がっています。また、ボロブドゥール遺跡は幻想的な朝日を見ることができるスポットとしても有名で、サンライズツアーも実施しています。
240の寺院からなるプランバナン寺院遺跡群
プランバナン寺院遺跡群も、ジョグ・ジャカルタにある世界遺産(世界文化遺産)です。広い敷地の中に240もの寺院があり遺跡群を形成しています。プランバナン寺院遺跡群が形成されたのは、9世紀~10世紀で仏教とヒンドゥー教の両方が合わさった寺院群になっています。240もの寺院があるので主要な寺院を周るのに2時間以上の時間はかかりますが、隣接しているので探索しやすいです。遺跡群の中心的な寺院はロロ・ジョングラン寺院で、ガネーシャ像やドゥルガ像が祀られています。
歴代の国王たちの住居、王宮(クラトン)
歴代の国王(スルタン)が住んでいた王宮(クラトン)がジョグ・ジャカルタにあります。2つの世界遺産の他にも足を運びたいスポットです。現在もジョグジャカルタの王族が暮らしている他、一部が博物館としても公開され、歴代王族が使用してきた家具や調度品や楽器などが展示されています。定期的に宮廷舞踊や民族音楽などの伝統芸能が上演されています。
美しい水の宮殿「タマンサリ」
王宮(クラトン)の近くにあるのが、水の宮殿とも呼ばれる「タマンサリ」です。王に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場があります。タマンサリは、ジョグジャカルタ王宮(クラトン)の離宮として建てられました。美しい写真も撮影でき、ジョグ・ジャカルタを代表する人気のスポットの一つです。