サンタの街ロヴァニエミのおすすめ観光スポットを紹介

ロヴァニエミの記事ヘッド画像

フィンランド北部、北極圏の玄関口として知られるロヴァニエミ。世界中の観光客が「サンタクロースの故郷」を訪れにやってきます。しかし魅力はそれだけではありません。市街地には有名建築家アアルトが手掛けた公共建築や、北極圏をテーマにした博物館、美しい祭壇画を持つ教会など文化的な見どころも豊富。さらに犬ぞりやトナカイぞりといったアクティビティを体験できるのもこの地ならではです。フィンランドの首都のヘルシンキからロヴァニエミまでは、寝台列車のサンタクロースエクスプレスで11~12時間程で来れます。

目次

歴史や文化やオーロラの仕組みを学べるアルクティクム博物館

アルクティクム博物館
アルクティクム博物館

ロヴァニエミを代表する文化施設のひとつが「アルクティクム博物館」です。1992年に開館したこの博物館兼科学センターは、北極圏とラップランドの自然・歴史・文化を紹介する施設で、観光客にとって欠かせない見どころとなっています。館内にはオーロラの仕組みをわかりやすく解説した展示や、先住民族サーミの暮らしを伝える民族資料、極寒の環境で生きる動植物の紹介など、子どもから大人まで楽しめる内容が充実しています。建物のデザインも特徴的で、ガラス張りの長い回廊が北極圏への玄関口を象徴しており、外観そのものが観光名所といえる存在。冬には雪に覆われ、まるで大地に溶け込むような姿を見せます。館内にはカフェやミュージアムショップも併設されていて、オーロラ観賞やサンタクロース村観光の合間に立ち寄るのにぴったりです。

【アルクティクム博物館】

住所:Pohjoisranta 4, 96200 Rovaniemi

アクセス:ロヴァニエミ駅から徒歩約20分

営業時間:10時~18時(月曜休み)

公式サイト:https://arktikum.fi/

ロヴァニエミ市のシンボル、ロヴァニエミ教会

ロヴァニエミ教会
ロヴァニエミ教会

ロヴァニエミ市のシンボルともいえるのが、雪景色に映える美しい「ロヴァニエミ教会」です。第二次世界大戦末期、ドイツ軍の撤退に伴う焦土作戦で町の大部分とともに旧教会も焼失してしまいましたが、1950年に再建されました。設計を手がけたのは建築家ベルトルド・ユーティライネンで、白壁と黒い尖塔が青空や雪原に映える外観は訪れる人々の心を惹きつけます。内部の見どころは、画家レナート・セーゲルストローレによる祭壇画「十字架の勝利」。高さ14メートルに及ぶこの大作は北欧最大級の宗教画で、荘厳な雰囲気の中でキリストの愛と希望を象徴的に描いています。また、教会は約850人を収容でき、ラップランド地方では最大規模を誇ります。

【ロヴァニエミ教会】

住所:Yliopistonkatu 2, 96100 Rovaniemi

アクセス:市中心部から徒歩圏内

営業時間:10時~20時(6~8月)、11時~14時(1~5月・9~11月の月~金)、9時~21時(12月)

公式サイト:www.rovaniemenseurakunta.fi/

建築好きは見逃せないアアルト図書館(ロヴァニエミ市立図書館)

アアルト図書館(ロヴァニエミ市立図書館)
アアルト図書館(ロヴァニエミ市立図書館)

フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトが設計した「ロヴァニエミ市立図書館」は、建築好きならぜひ訪れたいスポットです。1965年に完成したこの建物は、市庁舎や音楽ホールとともに「アアルト三部作」と呼ばれる公共建築群の一つで、モダニズム建築の美しさと機能性を兼ね備えています。外観はシンプルで落ち着いた雰囲気ですが、館内に足を踏み入れると驚くほど開放的。自然光を巧みに取り込む設計が施され、北欧特有の柔らかな光に満ちた空間が広がります。円形の読書スペースや、視線の流れを意識したレイアウトは、利用者が本とじっくり向き合えるよう計算されており、アアルトの「人間中心のデザイン思想」を体感できます。旅行者にとっては静かに過ごせる憩いの場であると同時に、北欧デザインを肌で感じられる格好の場所。館内にはアート展示や市民イベントも行われることがあります。観光の合間に立ち寄ってロヴァニエミの文化に触れられる特別な時間を過ごせました。

子供から大人まで人気の観光地サンタクロース村

サンタクロース村
サンタクロース村

「サンタクロースの故郷」として世界中から観光客が訪れるのが、ロヴァニエミ郊外にあるサンタクロース村です。北極圏の境界線上に位置し、敷地内には「Arctic Circle」のラインが引かれていて、訪れた人々は記念撮影を楽しみます。村の中心にはサンタクロースオフィスがあり、ここでは一年中サンタに会うことができ、子どもから大人まで心温まる体験ができます。また、サンタクロース郵便局も人気のスポットで、世界中から届く「サンタ宛ての手紙」がここで仕分けられています。観光客もこの郵便局からハガキを送ることができ、特別な「サンタの消印」が押されるのは旅の素敵な思い出となるでしょう。 村にはクリスマス雑貨を扱うショップやレストランが並び、ログハウス風の建物が雪景色に映えてまるで絵本の世界のよう。冬にはトナカイぞりや犬ぞり体験も用意され、北極圏らしいアクティビティを気軽に楽しむことができます。サンタクロース村は、単なる観光施設ではなく、小さな村そのものがクリスマスの雰囲気に包まれた特別な場所でした。

人気の冬のアクティビティ、犬ぞり体験

犬ぞり体験
犬ぞり体験

ロヴァニエミを訪れたなら、ぜひ挑戦したいのが冬の人気アクティビティ「犬ぞり体験」です。雪原を力強く駆け抜けるシベリアンハスキーやアラスカンハスキーのチームに引かれ、白銀の森を滑走する時間はまさに北極圏ならではの特別な体験。風を切る音と犬たちの息遣いだけが響く静寂の中で、自然との一体感を味わえます。体験は初心者でも安心して参加でき、短距離の「お試しコース(約500m〜2km)」から、30分以上の本格的なサファリコースまで多彩に用意されています。参加者自身がソリを操縦することもでき、ガイドがしっかりサポートしてくれるので安全です。また、サンタクロース村内や郊外のハスキーパークでは犬ぞりのほかに、犬たちと触れ合える体験や写真撮影も可能。愛らしいハスキーたちと過ごす時間は、家族旅行にもおすすめです。

【サンタクロース村】

住所:Tähtikuja 1, 96930 Napapiiri (Arctic Circle), Rovaniemi

アクセス:ロヴァニエミ中心部からは 市バス8番線 で約20分程

営業時間:年中無休(但し各施設により異なる)

公式サイト:https://santaclausvillage.info/

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