親日国トルコの主要都市イスタンブールの魅力的な観光スポット

イスタンブールの記事のアイキャッチ

1890年にトルコの船エルトゥールル号が和歌山県沖で遭難した際に日本が救助活動を行ったニュースがトルコに伝わったことが親日国となったきっかけと言われているトルコの主要都市、イスタンブールは、「イスタンブール歴史地区」として世界文化遺産に認定されています。魅力的なモスクなど異文化を感じられる観光スポットが満載です。イスタンブールをトルコの首都と勘違いしてしまいがいちですが、トルコの首都はアンカラです。

目次

イスタンブール新市街の名所、ガラタ塔

ガラタ塔

イスタンブールの新市街の代表的な観光スポットの一つが丘の上に建つ高さ67mのガラタ塔です。6世紀初めに灯台として使われていた建物が14世紀に監視塔に改造されたものと考えられています。現在の塔は、一度、火事で焼失した後に再建された14世紀以降のものです。時代によって利用目的が異なり「牢獄」、「天文台」、「造船所」、「倉庫」、「灯台」、「火の見櫓」など様々な用途で利用されてきました。現在はカフェやレストランの他、塔の上部は展望台となっています。

地下の大貯水池、地下宮殿

イスターンブールの地下宮殿

地上の外観からは想像できませんが、旧市街のスルタンアフメット地区の地下には4世紀~6世紀の間に造られたとされている貯水池があります。イスタンブール旧市街には、ここ以外にも地下の貯水池が数か所見付っています。

地下宮殿内部

地下は、高さ8m、縦140m、横70m程の空間です。地下のため内部は暗いですが、洞窟の中を探検しているような雰囲気を体感できます。

メドゥーサの柱

内部には2本のメドゥーサの柱が2本ある他、その他の柱にも特長的な装飾が施されています。現在も地下には水が溜まっています。

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